出版社内容情報
人生の最期に残したことば(辞世の句、遺言状など)には、強く心に訴えかける名文や美しいことばがたくさん散りばめられています。
しかし、いまの日本では「死」を隠しがちな傾向にあるためでしょうか、あまり注目されることはありません。
人生を謳歌した者、志半ばで倒れてしまった者、どのような局面で死を迎えるにせよ、最期のことばには、その人の生き方が表われています。
それらは声に出して読んでみると、新たな輝きを持って、私たちの心に響いてきます。
大きな社会変化が起きているいま、日々「生」に悩んでいたり苦しんでいたりする私たちに、感動や希望、勇気を与えてくれるものも少なくありません。
そんな最期のことばを、平安時代から平成の時代まで幅広く30編集めました。
どこから読んでも大丈夫ですので、気になるページを開いてみてください。
そして、ぜひ声に出して読んでみてください。
本書に紡がれた珠玉のことばが、あなたの今日や未来への生きる糧となれば幸甚です。(著者まえがきより)
内容説明
人生の最期に残したことば(辞世の句、遺言状など)には、強く心に訴えかける名文や美しいことばがたくさん散りばめられています。大きな社会変化が起きているいま、日々「生」に悩んでいたり苦しんでいたりする私たちに、感動や希望、勇気を与えてくれるものも少なくありません。
目次
第1章 大切な人を思って
第2章 人生とははかないもの
第3章 とらわれない心のままに
第4章 強い意思と誇りを持ち続けて
第5章 日々を大切にしながら
第6章 あきらめず情熱を持ち続ける
第7章 達観し心の静けさを大切に
第8章 粋な気持ちを持って
第9章 信じることを胸に
第10章 残された者へ託す思い
著者等紹介
齋藤孝[サイトウタカシ]
1960年静岡県生まれ。東京大学法学部卒業。同大大学院教育学研究科博士課程等を経て、明治大学文学部教授。専門は教育学、身体論、コミュニケーション技法(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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