退屈な日常を破壊する都市伝説

灯野 リュウ【著】

ＫＡＤＯＫＡＷＡ（2021/06発売）

• サイズ 46判／ページ数 256p／高さ 19cm
• 商品コード 9784046052100
• NDC分類 049
• Cコード C0076

出版社内容情報

都市伝説とは、森羅万象である。
チャンネル登録者数20万人、動画では語れなかった真実のすべて！

chapter１　オカルト& スピリチュアル編
「この世」と「あの世」をつなぐものたち

・シンクロニシティの神秘
・死後の世界を考察する
・呪術は存在するのか？
・宇宙の巨大法則カルマ
・瞑想で意識を拡大
・ネット掲示板の予言者　
・予知能力は実在するのか？

chapter２　世界の闇＆ロマン編
話すことを禁じられた世界の秘密

・CAIの闇が深すぎる
・日本の未来首都計画
・僕らの知らない地下世界
・必ずUFOを見てしまう職業　
・地図にしか存在しない町
・財宝探しを禁じられた島

chapter３　歴史＆神話編
歴史の表舞台から消された不都合な事実

・存在を消された神
・絶対に読んではいけない禁忌の話
・人外が蠢く「誰そ彼時」
・江戸の設計者は明智光秀だった？
・シェイクスピアとは一体誰なのか？
・予言者ヒトラー

chapter４　自然科学＆物質編
科学は人類を生かすのか、殺すのか？
　　
・ソルフェジオ周波数と悪魔の440Hz
・地球上で一番神がかった物質
・幻覚剤の隠された真実
・地球から砂が消える日
・脳をバグらせるマンデラ効果
・明晰夢のトリガー

内容説明

ＹｏｕＴｕｂｅチャンネル登録者数２０万人。動画では語れなかった真実のすべて！あなたが、信じようと、信じまいと―謎と不思議が蠢くこの世界で、すべてに意味を求めてどうする？この本を読んだあと、あなたの目に映るものは、昨日までとはまるで違ったものになる。

目次

１　オカルト＆スピリチュアル編　「この世」と「あの世」をつなぐものたち（シンクロニシティの神秘；宇宙の巨大法則「カルマ」とは何か？　ほか）
２　世界の闇＆ロマン編　話すことを禁じられた世界の秘密（必ずＵＦＯを見てしまう職業；ＣＩＡの闇が深すぎる　ほか）
３　歴史＆神話編　歴史の表舞台から消された不都合な真実（存在を消された神；絶対に読んではいけない禁忌の話　ほか）
４　自然科学＆物質編　科学は人類を生かすのか、殺すのか？（地球上で一番神秘的な物質；地球から砂が消える日　ほか）

著者等紹介

灯野リュウ［ヒノリュウ］
１９９４年３月１３日、福島県生まれ。都市伝説ＹｏｕＴｕｂｅｒ。２０１６年にＹｏｕＴｕｂｅチャンネル「ミルクティー飲みたい」を立ち上げる（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[キー]

都市伝説系YouTuber・ミルクティー飲みたいが書いた初書籍。 彼が動画で語るような都市伝説を、25選んで書かれています。 動画内で語るような優しい口調は、それが文章化されてもやっぱり優しい雰囲気で、それは彼の人柄が表れているんだろうと思います。 時には詩を読んでいるような感じにもなる素敵な前置きがあるため、単なる都市伝説集でなく、都市伝説系エッセイ集として読めました。 闇や恐怖を感じさせてもいいような内容さえ、彼の手にかかればロマンになってしまう文章力が素晴らしいです。 続刊を期待します。

2021/09/14

[海星梨]

KU。うーん。都市伝説紹介本としては面白くない。エッセイとして及第点ちょい下って感じかな。既存の情報を調べる段階がないんだよね。「情報を再編成して自分の考えを述べる」という点から見れば、大学生のレポート以下。ヒルコとか大辞泉にサクッとまとめてあることを自分の考えみたく書いてるしねぇ……ネット検索したら分かるじゃん？　みたいな？　情報量が足りてないんだよねぇ……。

2022/12/24

[猪子]

表紙からも伝わるかと思いますが、マイルドな都市伝説本でした。無駄に不安を煽らないところが良い。ただひとつ気になったことがあって、私はこの本で初めて灯野リュウ（ミルクティー飲みたい）さんを知ったんだけど、夫が以前、私が灯野さんの話をしていたと言っていた。図書館で『都市伝説』のキーワードで引っ張ってきた本なのに。借りたことも別に報告していないのに。怖いよ。

2022/10/13

[ekura]

昭和50年代～平成初年代くらいまで、新書や文庫の「通勤電車で読む本」というカテゴリーの本がそれなりに売れていた。日常からは少し離れた歴史とか科学とか超自然とかマメ知識とかの「時間を無駄にしたとは感じない程度の暇つぶしができる本」だ。そのカテゴリーはいまyoutubuが担っているんだなというのが確認できる本。専門家やマニアには「何をいまさら」「情報が薄い」となってしまうくらいにマイルドに消化したとっつきやすい話題を、未見未聞の人に視聴してもらう「入門書未満」の役割を担っていると理解した。

2022/03/17

[コキア]

わたしの最も好きなスピ系YouTuberが本を出した。 地下世界の話と、禁忌と結界の話はもっと続きが読みたい程。 善と悪は時代や環境により違う。 善悪よりも誠実さを大事にしたい。というのには共感する。 既出の都市伝説のまとめとしても保存しておけるし、 著者の日常もエッセイぽく入っているのでより楽しめた。 南青山のわたしのお気に入りのスピ系本屋にも出没しているらしい(やっぱりね！)

2021/06/02