出版社内容情報
健康診断では、
身長・体重・血糖値・血圧などの
検査結果はすべて「数字」で示されます。
その数字を見て
自分の健康状態を知り、対策を考えます。
つまり健康を保つには、体の状態を
「常時、数字で把握する」必要があります。
このことは経営も同じ。
会社の健康状態も
「数字」で評価するのが正しいのです。
ところが、著者がこれまで750社以上の
会社を指導してきた中で知った驚きの事実。
それは、
「中小企業の社長の99%は数字を見ていない」
「社長の多くは、自社の状態を
わからずに経営している」
ということです。
今、会社はどのような状況なのか。
今後、事業をどう展開していくのか。
そのために何をすべきか……。
「会社の現状」と「会社の行く先」を
数字で理解していなければ、
対策が立てられません。
対策が立てられなければ
末は「赤字」になってしまいます。
会社を黒字化するには、
売上、粗利、経常利益、経費、
借入金、内部留保など、
会社の実態を「数字」で把握すべきです。
本書では、武蔵野の事例をもとに、
「会社を黒字にする数字の見方・使い方」
「絶対に会社を潰さない数字の見方・使い方」
について解説します!
ITスキルのない武蔵野の社員が
ゼロからスタートで作り上げた
「データポータル」を使った、
最先端の「データドリブン経営」も
カラー付きで紹介!
会社のすべてを数値化し、
社長や社員の直感に頼らない
正しい「意思決定」の仕方も教えます!
中小企業の経営者はもちろん、
起業を考えている方、
会社で経営に携わる管理職の方も
必読!
データドリブン経営といっても
難しいことはありません。
今からすぐにはじめられる
実践的ノウハウ満載です!
内容説明
コロナ禍でも武蔵野が「減益」にならず経常利益がプラスで新規事業も実行できたのは、すべて数字にもとづく「データ経営」をし「数字」と「事実」で意思決定をしているからです。99%の社長が知らない、会社の数字の使い方。本書を読めば、1%の社長の仲間入りができ何があっても潰れない会社に変わることができます。
目次
序章 99%の社長は、会社の「数字」を見ていない(社長とは、「数字が服を着て歩いている人」;経営もギャンブルも、「数字」に強い人が勝つ ほか)
第1章 データポータルで「数字」を活用し、「データ経営」を行う(社長の「直感」に頼らず、「データ」をもとに経営を行う;データドリブンの世界では、異なるデータがひとつにつながる ほか)
第2章 現場で起きていることを「数字」で知る(時系列で「数字」を見ると、いち早く会社の異常に気づける;経営は「率」ではなく、「額」で評価する ほか)
第3章 お金の流れを「数字」でつかむ(売上が上がっていても経営が苦しいのは「B/S」を見ていないから;勘定科目の取り方を変えると、財務体質が強くなり格付けが変わる ほか)
第4章 「数字」を経営計画書に落とし込む(「数字による対策」なしに、業績を伸ばすことは不可能;経営計画書をつくって、利益目標を数字に示す ほか)
著者等紹介
小山昇[コヤマノボル]
1948年山梨県生まれ。東京経済大学を卒業し、日本サービスマーチャンダイザー株式会社(現在の株式会社武蔵野)に入社。一時期、独立して自身の会社を経営していたが、1987年に株式会社武蔵野に復帰。1989年より社長に就任して現在に至る。2001年から中小企業の経営者を対象とした経営コンサルティング「経営サポート事業」を展開。750社以上の会員企業を指導している他、「実践経営塾」「実践幹部塾」「経営計画書セミナー」など、全国各地で年間240回の講演・セミナーを開いている。1999年度「電子メッセージング協議会会長賞」、2001年度「経済産業大臣賞」、2004年度、経済産業省が推進する「IT経営百選最優秀賞」をそれぞれ受賞。2000年、2010年には「日本経営品質賞」を受賞している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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