出版社内容情報
海の生き物たちの生態雑学を「生き物目線」で解説!人間からみたら、「こんなことで死んじゃうの?」「どこまで生にどん欲なの?」とびっくりするような"生きざま"を、当事者たちにユーモラスに語ってもらいます。生き物データやゲーム要素もついているから、子どもから大人まで楽しく読めて、学びの多い1冊に!
内容説明
命の大切さを楽しく学べる!海の生き物たちの生態雑学。
目次
第1章 しぶとく生き残るためにあきらめません。
第2章 命をつなぐために命がけなんです。
第3章 かこくな環境でも生き抜きます。
第4章 こんなことでも死んじゃいます。
第5章 僕たち死んだら変身します。
第6章 海の中には危険がいっぱいです。
著者等紹介
鈴木香里武[スズキカリブ]
学習院大学大学院心理学専攻博士前期課程修了。(株)カリブ・コラボレーション代表取締役社長。荒俣宏氏が主宰する「海あそび塾」塾長。岸壁幼魚採集家。MENSA会員。幼少期より魚に親しみ、さかなクンをはじめとする専門家との交流・体験を通して魚の知識を蓄える。観賞魚の癒し効果を研究する心理学研究者「フィッシュヒーラー」として、トレードマークであるセーラー(水兵)服姿でタレント活動をする傍ら、水族館の館内音楽企画など、魚の見せ方に関するプロデュースも行う(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
旅するランナー
238
テレビで鈴木香里武さんを拝見し、ギョギョギョ面白いキャラだなと興味を持ちまして、この本が網に掛かりました。いろいろな海の生き物たちの生き様を詳しく見せてくれます。メスの体の一部になる、チョウチンアンコウのオスに、命とは?生きるとは?と思いを巡らします。拡張する胃袋を持ち、巨大な獲物を飲み込めるが、消化が追い付かす、ガスが発生して浅瀬まで浮かんでしまい昇天するオニボウズギスに、進化なのか?退化なのか?考え込みます。驚くべき人生、いや魚生に、あなたもきっとウオッと思うことでしょう。2021/10/08
海星梨
7
KU。この方、本名なのか……タレント的な活動しているのならそれで良いのか……? 内容としてはそこそこ楽しんだけど、子ども向けかと言われたらどうなんだろうね。最後のゲーム要素で、100匹からどんどん死んでいくのは流石に情操教育に悪くない? 0匹になったら最初からスタートってオイ。生物の生き方としては、事実だし、生死ってそう割り切れるものじゃないから、紹介では残酷さがあっても良いと思うけどさ。それに乗っかった上で、防御手段もなくどんどん死んでいくってゲームつけちゃうのはちょっとモヤる。2022/02/02
千代
2
KU。こちらも海の生き物の生き残るためのあきらめない生き様…を紹介。「海の生き物のお話」は個性豊かなキャラが多くて、なんかこの本の語り妙に好き。生き物の語り部分はほんとに「お話」なので、ひとことメモで情報の補足…という感じ。ハダカイワシやクリスマスアカガニ、オニボウズギスの語りに苦笑いし、トサカリュウグウウミウシの語りにちょっと引き。第6章の「海のサバイバルクエスト」は電子書籍だとちょっと面倒。生き物の語りが結構ツボだったので、紙の本で買い直すか悩む。2021/07/12
ケイスケ
1
海の生物の面白いところを集めた本。 タカアシガニの脱皮とか鮭の産卵とか興味深いテーマがたくさんあった。私は今まであまり魚の図鑑とか見てこなかったが、こういう本は興味をかきたててくれて嬉しい。また、図鑑だと多すぎて覚えられないが、このくらいの薄さなら再読もしやすく、ありがたい。 他にも本があるみたいなので、いろいろよんでみたい。2021/08/28