出版社内容情報
2020年2月に急逝した野村克也さん。その最後のボヤキを集めて見えた、野村さんの人生観。未発表原稿も収録。
晩年は、辛いとボヤきながらも100冊もの著書に筆ペン手書きでサインをしていた。仕事などで会う人々に「家族を大切に」と言っていた。何歳になっても好きなものを食べ、お気に入りのペンでスコアをつけていた……。そんなノムさんの晩年のボヤキの数々には、良い人生の過ごし方のヒントが詰まっている。野球も人生も長丁場。成功したかどうか決まるのは最後。必ず訪れる「人生9回裏」を、あなたはどう過ごしますか?
内容説明
「野球も人生も長丁場。緩急つけながら行こうじゃないか。」野球のこと、自分のこと、妻のこと…悔いなき人生を生きる秘訣がここにある!名将、「最後のボヤキ」。未発表原稿収録。
目次
第1章 84歳、大いにボヤく―現在をボヤく(俺がもう84歳?信じられない年齢になったよ。;妻に先立たれてひとりになったけど、寂しいもんだなぁ。 ほか)
第2章 俺はこんなにボヤいてきた―過去をボヤく(ボロボロになるまで「生涯一捕手」を貫きたい。;本音を言うと、50歳まで現役をやりたかったなぁ。 ほか)
第3章 若者へ、同世代へ、まだまだボヤく―贈るボヤキ(「20歳の老人」になるな!;男は30代、40代で大いに学べ。 ほか)
第4章 最後は前向きにボヤきたい―未来へボヤく(変わることができれば、自分自身を永遠に創造していける。;仕事をすること=健康管理なんだよな。 ほか)
著者等紹介
野村克也[ノムラカツヤ]
1935年、京都府生まれ。54年、京都府立峰山高校卒業。南海ホークス(現福岡ソフトバンクホークス)へテスト生として入団。MVP5回、首位打者1回、本塁打王9回、打点王7回、ベストナイン19回などの成績を残す。65年には戦後初の三冠王にも輝いた。70年、捕手兼任で監督に就任。73年のパ・リーグ優勝に導く。後にロッテオリオンズ(現千葉ロッテマリーンズ)、西武ライオンズでプレー。80年に現役引退。通算成績は、2901安打、657本塁打、1988打点、打率.277。90~98年、ヤクルトスワローズ監督、4回優勝。99~2001年、阪神タイガース監督。06~09年、東北楽天ゴールデンイーグルス監督を務めた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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