老いのボヤキ―人生9回裏の過ごし方

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老いのボヤキ―人生9回裏の過ごし方

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  • サイズ B6判/ページ数 200p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784046048899
  • NDC分類 783.7
  • Cコード C0030

出版社内容情報

2020年2月に急逝した野村克也さん。その最後のボヤキを集めて見えた、野村さんの人生観。未発表原稿も収録。
晩年は、辛いとボヤきながらも100冊もの著書に筆ペン手書きでサインをしていた。仕事などで会う人々に「家族を大切に」と言っていた。何歳になっても好きなものを食べ、お気に入りのペンでスコアをつけていた……。そんなノムさんの晩年のボヤキの数々には、良い人生の過ごし方のヒントが詰まっている。野球も人生も長丁場。成功したかどうか決まるのは最後。必ず訪れる「人生9回裏」を、あなたはどう過ごしますか?

内容説明

「野球も人生も長丁場。緩急つけながら行こうじゃないか。」野球のこと、自分のこと、妻のこと…悔いなき人生を生きる秘訣がここにある!名将、「最後のボヤキ」。未発表原稿収録。

目次

第1章 84歳、大いにボヤく―現在をボヤく(俺がもう84歳?信じられない年齢になったよ。;妻に先立たれてひとりになったけど、寂しいもんだなぁ。 ほか)
第2章 俺はこんなにボヤいてきた―過去をボヤく(ボロボロになるまで「生涯一捕手」を貫きたい。;本音を言うと、50歳まで現役をやりたかったなぁ。 ほか)
第3章 若者へ、同世代へ、まだまだボヤく―贈るボヤキ(「20歳の老人」になるな!;男は30代、40代で大いに学べ。 ほか)
第4章 最後は前向きにボヤきたい―未来へボヤく(変わることができれば、自分自身を永遠に創造していける。;仕事をすること=健康管理なんだよな。 ほか)

著者等紹介

野村克也[ノムラカツヤ]
1935年、京都府生まれ。54年、京都府立峰山高校卒業。南海ホークス(現福岡ソフトバンクホークス)へテスト生として入団。MVP5回、首位打者1回、本塁打王9回、打点王7回、ベストナイン19回などの成績を残す。65年には戦後初の三冠王にも輝いた。70年、捕手兼任で監督に就任。73年のパ・リーグ優勝に導く。後にロッテオリオンズ(現千葉ロッテマリーンズ)、西武ライオンズでプレー。80年に現役引退。通算成績は、2901安打、657本塁打、1988打点、打率.277。90~98年、ヤクルトスワローズ監督、4回優勝。99~2001年、阪神タイガース監督。06~09年、東北楽天ゴールデンイーグルス監督を務めた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

tetsubun1000mg

12
巻頭の「おことわり」に「本書執筆に向けて動き出した矢先の2020年2月11日に永眠された。 生前に伺うことができた話と、これまでの著作をベースにまとめております。」と記されている。 亡くなる前の野村監督の素直な気持ちが書かれたエッセイだと思います。 最後の「財を遺すは下、仕事を遺すは中、人を遺すを上とする。」という言葉は心に残った。 今のプロ野球界に多くの監督の教え子がいるし、実績を残していることが表している。 亡くなる前に、教え子たちに支えられながら楽しそうにバッターボックスに入った場面が目に浮かぶ。2022/05/29

チョビ

5
生前最後のプロジェクトのまとめ。野球とサッチー 。彼が語るのはこの2点で、内容も相変わらずの繰り返しだが、よくまとまっていると思う。2020/10/15

ぱぴー

1
この本は野村監督が亡くなられた後に編まれたとのことで、ちょっと違和感はありましたが、野村監督を偲んで読みました。2022/07/27

athnete10

1
ボヤキと愚痴の違いなんて考えたこともなかった。似ているが、大違いだ。若い頃に流さなかった汗は年をとって涙になる…これも大変身に染みる。汗水たらして働いたり、練習できるのも今のうち、年々全力を出すのがシンドくなるのは体感済みですよ。そして、20歳の老人にはなるな!残念ながらもう20歳はとっくに過ぎてしまったが、我が事と捉え、心(と体内年齢)は永遠の10代でいよう。2021/01/22

パスカル

1
ノムさん、珠玉のボヤキ。ノムさんの言葉がすっと入ってくるのって、過去の称賛や美化に留まったような言葉じゃなく、常に自分をアップデートしていってるからだと思う。「人生に引退は定年はない。いつまでも現役だ。」年齢を言い訳にせず、やりたいことにチャレンジし続ける自分でありたい。怠惰に過ごして、人生を消化試合にしたら勿体ないからさ。2020/11/25

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