内容説明
還暦を迎えて「大オトナ」になったサイモンさん。「女が年を取るということ」「セックスレスと離婚率」「悪口との上手な付き合い方」「着る服が見つからなくなったら」「女は何歳まで恋ができる?」「孤独な老人にならないために」…など、これまでの数々のイタイ経験から学んだオトナ流儀を、アラフォー、アラフィフの後輩女子たちに教えます。「あるある!」「なるほど!」と思わず膝を打ちたくなる痛快指南書エッセイ、待望の文庫化!
目次
だって女ですもの(女が年を取るということ;オバサンとオバアサンの分かれ目 ほか)
結婚と離婚のあいだ(結婚は愛か条件か;もしも離婚を考えたら ほか)
オトナのお作法(悪口との上手な付き合い方;苦手な相手の処し方 ほか)
恋の悩みは一生続く?(焦るほど欲しいものは手に入らない;恋愛妄想をかきたてる人 ほか)
本物の「オトナ」論(勝ち負けにこだわらない女子たち;女と、仕事と、子育てと ほか)
著者等紹介
柴門ふみ[サイモンフミ]
1957年徳島県生まれ。お茶の水女子大学卒。79年漫画家デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ロマンチッカーnao
20
人はいつから老いにはいるのか。この本では答え明快。人生でもう二度と体験できないかもということが増えたら。なるほど。六十歳を過ぎて、旦那が死んで、その旦那さんのことお見合い結婚で死ぬまでずっとちっとも好きでなくて、せいせいした。これから、よし恋をしてやる。会社を作ってやる。本を出してやると決意してすべてをなし遂げた人の話しが出てきます。すごい人もいるもんです。でも、死んでからちっとも好きでなかったと言われてる旦那さん、どんな気持ちであの世で過ごしてるんでしょうね。想像すると面白い。2022/03/13
myunclek
9
それで、どうした?って感じもあるけど、見栄を張らずに自分自身を素直に生きることが出来たらどれだけ楽か。若い頃にはなかなか気付けない処世術が、たっぷり詰まっていました。2021/07/04
くに1973
5
確かに コドモからオトナをすっ飛ばしてシニアになる人、最近多いかも。2023/08/15
ふい
4
オトナの定義って本当に難しい。オトナだからなんでもいい訳じゃないしね。誰にでも好かれる人がいい人か?人生悔いなく過ごせるのがいいか?周りに迷惑かけようとも、たった一度望んで人生だから、自分らしく生きるのがいいなと思った。2021/01/12
ray
1
☆5 悩みというほどでもないモヤモヤを共感してもらったような、軽い愚痴を言いあって笑う、そんなちょっとしたすっきり感。眠れない夜のおともにちょうどよかったです。2022/05/13