出版社内容情報
現代はさまざまな葛藤や悩みが尽きない社会です。その悩みの原因は何だと思いますか?
人は地球に誕生してからこれまで、より生き残りやすいように、実はさまざまな遺伝情報がインプットされています。
けれど、現代の社会は高度に発達しすぎており、その遺伝情報との乖離が生まれ、それが悩みにつながっているのです。
そんな悩みを解決するには、遺伝情報にもとづいた「ホットハート」と、理性判断が得意な「クールマインド」という
二つの心を使い分けることが大切です。
本書では、遺伝と心の関係を解き明かす進化心理学の観点から、石川幹人氏が悩みの解決方法を紹介します。
・遺伝を知って人付き合いがラクになった
・見栄をはらずにいつも「自然体」になれた
・後悔する癖ががなくなりポジティブになれた
そうした感覚が身につき、生きるのが少しラクになる一冊です。
目次
序章 悩みの原因の多くは「遺伝」で説明できる
第1章 【サル以前の時代の遺伝がもとになる悩み】
マイナスな気持ちは科学的に抑えられる
第2章 【森に棲むサルの時代の遺伝がもとになる悩み】
理性を使って「競争」を乗り越える方法
第3章 【狩猟採集時代の遺伝がもとになる悩み その1】
「協力」という束縛から解放されよう
第4章 【狩猟採集時代の遺伝がもとになる悩み その2】
創造力は役に立つけど害もある
第5章 【文明の時代の遺伝がもとになる悩み】
「人間関係」が劇的に変わる考え方
第6章 【グローバル時代で生じる悩み】
未来を見据えたホット&クール思考
終章 「二つの心」を使い分けて賢く生きよう
目次
序章 悩みの原因の多くは遺伝で説明できる
第1章 サル以前の時代の遺伝がもとになる悩み マイナスな気持ちは科学的に変えられる―生き残るために必要だった機能を今も引きずっているだけ
第2章 森に棲むサルの時代の遺伝がもとになる悩み 理性を使って「競争」を乗り越える方法―他者との競争は意味がない。クールマインドを発揮させよう
第3章 狩猟採集時代の遺伝がもとになる悩み1 「協力」という束縛から解放されよう―昔は大切だった義理と人情を今風にアップデートする
第4章 狩猟採集時代の遺伝がもとになる悩み2 想像力は役に立つけど害もある―未来は不確実、想像でどんなに考えても答えは出ない
第5章 文明の時代の遺伝がもとになる悩み 「人間関係」が劇的に変わる考え方―すべて「和気藹々」で接するといつか痛い目に遭ってしまう
第6章 グローバル時代で生じる悩み 未来を見すえたホット&クール思考―インターネット時代に必要な本質を考える「批判的思考」
終章 「二つの心」を使い分けて賢く生きよう
著者等紹介
石川幹人[イシカワマサト]
1959年東京生まれ。東京工業大学理学部応用物理学科(生物物理学)卒。同大学院物理情報工学専攻、企業の研究所や政府系シンクタンクをへて、1997年に明治大学に赴任。人工知能技術を遺伝子情報処理に応用する研究で博士(工学)を取得。専門は認知科学で、生物学と脳科学と心理学の学際領域研究を長年手がけている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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