世界「新」経済戦争―なぜ自動車の覇権争いを知れば未来がわかるのか

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世界「新」経済戦争―なぜ自動車の覇権争いを知れば未来がわかるのか

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  • サイズ 46判/ページ数 256p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784046045294
  • NDC分類 537.09
  • Cコード C0033

出版社内容情報

新型コロナウイルスの先にある経済の形を自動車という「窓」を通して探る一冊。

ガソリン車から電気自動車へのシフトが推し進められ、
将来的には、自動車がITとつながり、自動車革命が起きることが予想されている。
そうなれば、その市場を狙うべくさまざまな新興企業が参入し、これまでの自動車を頂点とした構図はあっさりと崩れさってしまうだろう。
今、「新たな市場」を目指して、各国の争いが熾烈化している。

電気自動車で国の根幹産業を育てたい中国。
米中戦争の手を緩めないアメリカ。
電気自動車が遅れ、中国にすり寄るドイツ。
この波乱の時代を果たして日本は生き残れるのか?

本書では、ドイツ在住であり、世界のエネルギー政策に精通する作家・川口マーン惠美氏が熾烈化する世界「新」経済戦争に迫る。


目次

第1部 自動車の産業化に欠かせない国家の力
 第1章 それは二人の「夢」から始まった
 第2章 大衆化に成功したアメリカの戦略
 第3章 世界から日本のGDPが羨まれた時代
 第4章 ドイツにとって自動車とは自由の象徴
 第5章 冷戦の終結は世界経済をどう変えたのか

第2部 「電気自動車シフト」の裏側を見抜く
 第6章 ディーゼルゲートをめぐるドイツの事情
 第7章 「地球温暖化を止める」という理想主義
 第8章 電気自動車が世界に広がらない理由
 第9章 電気自動車は本当に「地球にやさしい」のか

第3部 「新」経済戦争はどの国が制するのか
 第10章 ITシフトした大国・アメリカの野望
 第11章 激化する米中戦争と変わる世界地図
 第12章 ITと自動車が新たな巨大市場を生む
 第13章 「新しい生活」は自動車革命から始まる
 終章 熾烈な「新」経済戦争を日本は勝ち抜けるか




内容説明

次なる巨大市場を狙う新たな争奪戦!電気自動車の覇権を握りたい中国、中国にすり寄るドイツ、米中貿易戦争の手を緩めないアメリカ…波乱の時代を日本は生き残れるか?世界のエネルギー政策に精通するベストセラー作家が描く新境地!

目次

第1部 自動車の産業化に欠かせない国家の力(それは二人の「夢」から始まった;大衆化に成功したアメリカの戦略;世界から日本のGDPが羨まれた時代;ドイツにとって自動車とは自由の象徴;冷泉の終結は世界経済をどう変えたのか)
第2部 「電気自動車シフト」の裏側を見抜く(ディーゼルゲートをめぐるドイツの事情;「地球温暖化を止める」という理想主義;電気自動車が世界に広がらない理由;電気自動車は本当に「地球にやさしい」のか)
第3部 「新」経済戦争はどの国が制するのか(ITシフトした大国・アメリカの野望;激化する米中戦争と変わる世界地図;ITと自動車が新たな巨大市場を生む;「新しい生活」は自動車革命から始まる;熾烈な「新」経済戦争を日本は勝ち抜けるか)

著者等紹介

川口マーン惠美[カワグチマーンエミ]
作家(ドイツ在住)。日本大学芸術学部卒業後、渡独。1985年、シュトゥットガルト国立音楽大学大学院ピアノ科修了。著書多数。2016年、『ドイツの脱原発がよくわかる本』(草思社)で第36回エネルギーフォーラム賞・普及啓発賞受賞、2018年に『復興の日本人論 誰も書かなかった福島』(グッドブックス)が第38回の同賞特別賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

きみたけ

19
著者はドイツ在住の作家、川口マーン惠美さん。「ドイツの脱原発がよくわかる本」でエネルギーフォーラム賞・普及啓発賞を受賞。今後ガソリン車から電気自動車へのシフトが推し進められると、将来的には自動車がITとつながり自動車革命が起きることが予想され、結果さまざまな新興企業が参入し、これまで頂点に君臨してきた自動車メーカーは崩れさってしまうとの予測をしています。人々が好きな車でなく、IT企業が運営するプラットフォームを選ぶようになったら、自動車もスマホの二の舞になる危険大です。GAFAの強さを改めて感じました。2021/04/08

ta_chanko

14
米中対立が激化しているが、同時に熾烈な自動車産業の覇権争いも起こっている。米独日などの大手自動車メーカーが牽引してきたガソリン車の時代から、米GAFA・中BATHなどITプラットフォーム企業が開拓する電気自動車・自動運転の時代へ。どこの国が自動車産業の覇権を握るかで、世界の未来は変わる。データ覇権も握ることになるから。市場規模などから考えて、中国が有利か?ドイツは過去の栄光が足枷となり電気自動車への移行が進まない。日本はガソリン・電気・ハイブリッド・水素燃料など多面的に展開。技術的にも世界をリードできる。2021/04/10

maimai

8
アメリカ、ドイツ、日本と世界の先端をいく自動車産業の実態を書いています。日本は零戦の開発に成功し、世界的なエンジニアリングの国だとみなされましたが、恐慌の影響を受けて資本量を持つドイツ、アメリカの台頭からいまでは影響力が薄くなってきたのが現状だと考えられています。また電気自動車、AIの台頭により職人技よりはむしろITよりになってきていて、IT産業が自動車産業に組み込まれているのが現状みたいです。自動車産業は世界経済の影響を受けやすいため、未来を築くのは消費者次第というジレンマを抱えているのですね。2020/10/15

suma2021

5
自動車産業から世界の行方のヒントとなる事象を平易に書かれている書。米中日独は目下GDPでは世界のTOP4である。広義の自動車産業を俯瞰すると本書の内容からは技術の日独、大局を見据えた米中とも読み取れる。独在住の著者ならではの視点が新鮮である。独中の良好な関係性の考察はなかなか新鮮で参考になった。 環境問題とEVの関連は明らか。コロナ初期の2020年時点での独のEVシフトの苦境につき書かれているが本書刊行後の独のEV市場は急激に伸びている。 なぜEV市場が伸びたのかは興味あり。少し調べたい。2022/08/30

Go Extreme

5
電気自動車:2-3万の部品→1万 エンジン→モーター DAT:耐久性・魅力的・信頼できる 世界を動かしたのは常に技術革命 脱原発→CO2が増える矛盾 Well to Wheel:総合的なエネルギー効率 21世紀:電気自動車を制した者が世界経済を制する 米国:常に先端技術の先駆者であろうという強固な意思 将来アプリなしでは暮らせない時代がくる IT企業と組まないと自動車メーカーは戦えず ブランド力だけでは魅力を感じず2020/07/23

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