内容説明
全247の由来と意味を一気読み!日本を語るうえで欠かせない「元号」がすべてわかる。
目次
序章
1章 近・現代編
2章 江戸時代編
3章 室町・安土桃山時代編
4章 南北朝時代編
5章 鎌倉時代編
6章 平安時代編
7章 飛鳥・奈良時代編
著者等紹介
河野浩一[カワノコウイチ]
1986年に編集プロダクション「ザ・ライトスタッフオフィス」を設立。以来、雑誌の取材・記事制作を主たる業務とし、1997年より文庫・単行本制作へと業務拡大。多くの出版社からの出版物企画・制作業務に参画し、現在に至る(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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陽子
18
図書館の新着コーナーで手に取った。平成から過去に遡って、その元号の謂れや時代背景など完結に解説されている。さらさらと眺めても面白い感じ。元号とはおよそ5年に一度は変えられていた、ということを思えば、「昭和」も「平成」も随分長く続いたんだと感じた。改元年月日も記載。「日本の元号の全てが出典が中国の古典」と書かれていたのに驚いた。「令和」は『万葉集』から、と聞いていたので画期的?なのかな。「元号を遡ってみることで、実は歴史の連続性の中で生きていることに気づくのでは?」とは確かにそうかもしれない、と思った。 2019/05/01
ゼロ投資大学
3
元号は日本人が大切に受け継いできた文化・歴史観であり、現代に至っては世界でもただ一つといってよい暦である。西暦が世界中に普及するに至って、西暦があれば元号は必要ないという意見も出ているが、元号は日本人の価値観に基づいて永い時代を受け継がれてきた大切な存在である。2021/09/18