知りたくないではすまされない―ニュースの裏側を見抜くためにこれだけは学んでおきたいこと

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知りたくないではすまされない―ニュースの裏側を見抜くためにこれだけは学んでおきたいこと

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  • サイズ B6判/ページ数 272p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784046040794
  • NDC分類 304
  • Cコード C0030

出版社内容情報

知りたくないけれども、これを学ばなければ日本と世界の未来は見抜けない!なぜ誰もがヒラリー大統領を確実視するなかで、トランプ大統領の誕生を著者は正確に予言できたのか? そのトランプが米中貿易戦争を仕掛けることを、どうして半年前に見抜けたのか?

リベラル・保守派の双方が目を背けたくなる「現実」のなかにこそ、未来を正確に読み解くための鍵が落ちている。いま最注目の評論家が明らかにする、エコノミストが知らない「世界と日本のリアル」。


〈内容例〉
米軍の元情報将校と交わした「原爆」論争/「日本政府の要人すら、アメリカを知らない」/「リメンバー東京」「リメンバー広島」の衝撃/アメリカは日本の歴史認識をどう見ているか/ヤルタ会談を現職のアメリカ大統領が批判した!/「強い日本派」「弱い日本派」とは何か/「ネオコン」vs「アメリカ・ファースト」/米海兵隊が建てた日本の軍人の記念碑/なぜアメリカでは軍事作戦を民間がつくるのか/日本人の知らない、オバマを批判した大ヒット映画/入国規制を始めたのはトランプではなかった!/「アメリカ・ファースト」と保護主義を混同するな/安倍首相を「隠れ親中派」と疑ったマティス長官周辺/ニクソンは「日本の核武装が必要」と考えていた/暴露された「米中秘密軍事同盟」の実態/トランプが「中国を倒してくれる」と思い込む愚/アメリカが次に貿易戦争を仕掛けるのは日本?/日本なしでは米軍は十分に活動できない……ほか

第1章 国家は同盟国を見捨てることがある
第2章 海外メディアの報道を信じてはいけない
第3章 日本人が知らない、もう一つのアメリカ史
第4章 国際情勢を先取りする米インド太平洋軍
第5章 インテリジェンスが国際政治を揺るがす
第6章 政治を左右する経済・景気の動向
第7章 アメリカは敵と味方を取り違える天才だ
第8章 未来を読み解く「DIME」という考え方
終章 日本だけが手にしている「三つのカード」

江崎 道朗[エザキ ミチオ]
著・文・その他

内容説明

トランプ大統領誕生から米中貿易戦争まで、なぜ日本人は国際情勢の行方を見誤るのか?リベラル、保守派がともに「目を背けたくなるような現実」のなかにこそ、未来を読み解く鍵が落ちている。歴史から安全保障の最新理論までを駆使して気鋭の評論家が描く、メディアが黙して語らなかった日本と世界のリアル。

目次

第1章 国家は同盟国を見捨てることがある
第2章 海外メディアの報道を信じてはいけない
第3章 日本人が知らない、もう一つのアメリカ史
第4章 国際情勢を先取りする米インド太平洋軍
第5章 インテリジェンスが国際政治を揺るがす
第6章 政治を左右する経済・景気の動向
第7章 アメリカは敵と味方を取り違える天才だ
第8章 未来を読み解く「DIME」という考え方
終章 日本だけが手にしている「三つのカード」

著者等紹介

江崎道朗[エザキミチオ]
評論家。1962年、東京都生まれ。九州大学卒業後、月刊誌編集、団体職員、国会議員政策スタッフを務めたのち、現職。安全保障、インテリジェンス、近現代史などに幅広い知見を有する。論壇誌への寄稿多数。著書に『日本は誰と戦ったのか』(KKベストセラーズ、第1回アパ日本再興大賞受賞)などがある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Kentaro

43
米軍が日本を助けに行くためには、最低でも次の三つの条件が必要。第一に、日本を助けるためには自分の息子や父親が戦死するのもやむをえないとする、アメリカの世論の圧倒的な支持。第二に、実際に日本を救援できるだけの米軍の兵力と補給の確保。とくに米軍の救援を可能とする日米両国軍の緊密な連携。第三に、何としても日本を助ける必要があると日ごろからアメリカ国民を説得するアメリカ政府、特に指導者の存在。この三つの条件を満たすために、日本側がアメリカ側に懸命に働きかけ、それに成功して初めて日米同盟はいざというときに機能する。2019/12/15

James Hayashi

26
18年著。インテリジェンスから見る日米の現代の歴史や日本の立ち位置。オバマが進めたアメリカ封じ込め政策の反動によりトランプが大統領に選ばれることを見越した数少ない言論人。トランプが如何に米中関係を築いていくか当時の情報を基に読み解く。2020/05/27

ゆきこ

26
新聞や地上波のニュースの情報だけでは伝わってこないアメリカの内情、日米関係、米中関係について解説されています。題名のとおり、「知らない」ではすまされないような内容ばかりで、初めて知って驚いたことも多かったです。今年は選挙もあるので、多くの人に読んでもらいたいです。これからの日本に生かすべき一冊だと感じました。2019/02/26

hk

24
一口に「アメリカ」といっても価値観が一様であるわけではない。ところが日本に入ってくる情報は、リベラル寄りの言説ばかりだ。だから日本人はそれを「アメリカ人の総意」だとして受け止めてしまい、アメリカを誤解しがちである。これが顕著になった身近な例が「トランプ大統領誕生」という「大番狂わせ」だ。これこそリベラル情報バイアスの弊害に他ならない。本書は「それ以外のアメリカの思想≒アメリカ保守思想」を切り口に、日本にはほとんど伝来することのないアメリカ人の言説を紹介し、日本人に欠落している視点を補ってくれるはずだ。2019/07/28

きあら

21
偏向無く事実を伝えてくれる報道が欲しいが、現実メディアは正しい報道をしてはくれない。台湾やウクライナが亡国の危機に瀕する中、知りたくないではすまされない。斯くも世界はしたたかで、そしてキナ臭い。動画で知るのも良いけど、本から情報ってやっぱり良いと思った。2022/02/07

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