考える脚―北極冒険家が考える、リスクとカネと歩くこと

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考える脚―北極冒険家が考える、リスクとカネと歩くこと

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  • サイズ B6判/ページ数 316p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784046040367
  • NDC分類 297.8
  • Cコード C0095

内容説明

北極点無補給単独徒歩の挑戦、カナダ~グリーンランド単独行、南極点無補給単独徒歩。日本人初「南極点無補給単独徒歩到達」に成功した著者が綴る、極上ノンフィクション―北極冒険家が三つの冒険で学んだ、自由の本質。

目次

第1章 冒険と無謀の狭間―北極点無補給単独徒歩の挑戦(二〇一四年)
第2章 未知への憧れ―カナダ~グリーンランド単独行(二〇一六年)
第3章 資金の壁―南極点無補給単独徒歩(二〇一七‐二〇一八年)

著者等紹介

荻田泰永[オギタヤスナガ]
カナダ北極圏やグリーンランド、北極海を中心に主に単独徒歩による冒険行を実施。2000年より2017年までの18年間に15回の北極行を経験し、北極圏各地を9000km以上移動する。世界有数の北極冒険キャリアを持ち、国内外のメディアからも注目される日本唯一の「北極冒険家」。2016年、カナダ最北の村グリスフィヨルド~グリーンランド最北のシオラパルクをつなぐ1000kmの単独徒歩行(世界初踏破)。2018年1月5日(現地時間)、日本人初の南極点無補給単独徒歩到達に成功する。また、日本国内では夏休みに小学生たちと160kmを踏破する「100milesAdventure」を2012年より主宰。北極で学んだ経験を旅を通して子供たちに伝える。海洋研究開発機構、国立極地研究所、大学等の研究者とも交流を持ち、共同研究も実施。北極にまつわる多方面で活動中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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サンダーバード@読メ野鳥の会・怪鳥

86
極地を単独、無補給で、しかも徒歩のみで行くという冒険家荻田氏。北極点、グリーランド、南極点への冒険の記録。意外なことに彼にとっては北極は南極よりも30倍も難しいという。しっかりとした大地がある南極に比べて、揺れ動く海氷、立ち塞がる乱氷、転落事故、ホッキョクグマの襲来などの危険要素が多いという。ピアリーが初めて北極点に到達した時と比べて地球温暖化の影響がこんなところにも現れているのかと思った。★★★★2020/01/27

マリリン

47
タイトルの意味は読了後納得。特に第二章は哲学的な要素も感じ読む側も考える脚になる。企業・広報・会社の例えや、シェフと食材の関係ば腑に落ちる。他の職業も同じ。疑問に思ったことや解らないことは聞いても、根本は自分で考えるから面白い(マニュアル社会は苦手)。会社訪問の話は興味深く読んだ。前向きさを持った人同士が惹き合うものか。人生は何かに憧れ心躍り主体性を持って歩むもの...いい言葉だ。第二章“命の価値観”も興味深い。まだ行っていない場所を体験し、非日常を求めワクワクしたい。退く時に必要なのは客観的な妥協..。2023/07/11

hatayan

32
角幡唯介氏の『アグルーカの行方』で北極圏を共に歩いた冒険家の荻田泰永氏の自叙伝。 大学を中退、根拠のない自信を消化するために北極探検を始めて南極点への単独徒歩到達を果たすまで。 揺れ動く海氷、乱氷帯、ホッキョクグマに悩まされた北極に比べると、南極は天候や地形を予測できる点で遥かに易しかったとします。 未知の要素に溢れていたものを経験や技術によって「捉えた」と思える繰り返しが成長。目的とは正しいと信じる過程のなかに自分の意思で身を置いていること。やりたいことに出会うことの気高さ、尊さが伝わってくる一冊です。2019/04/10

あんPAPA

30
著者は角幡唯介氏とは友人で、かつて一緒に北極を歩いたことがあるらしい。角幡氏の文章は諧謔的で思わず笑ってしまうことも多々あるのだが、著者の場合至って真面目で歴史的な考察もあり論理的で硬質であった。モラトリアム中にTVで大場満郎氏の北極冒険を見てそれ以降極地を足繫く訪れるようになったそうである。その後、2018年日本人としては初めての南極点への無補給単独踏破に成功。その際の資金集めやソリ作りなどの苦労が紹介されていた。ただ、北極では海氷が動きリスクは高いが、南極はただ単純で難易度も低いというのは意外だった。2023/09/05

SHIN

24
本書掲載3大冒険のうち、特に「北極点無補給単独歩行」の過酷さを、本から体験できたことは貴重かも知れない。北極点780kmまでの距離を約120キロのソリを単独で引いて歩く。時速1キロで動く乱氷・崩壊やリード、ホッキョクグマ、極寒。著者が冒険する理由は〝自由〟を忘れられないからだという。ノンフィクションの醍醐味を味わえた。2023/06/10

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