内容説明
ときは大航海時代。ある目的で商業都市カノンを訪れた貿易商リョーマは、ひょんなことから瑠璃色の瞳をもつ少女に出会う。彼女を知人の店で預かってもらう代わりに、簿記を指南することになったが、軍部に目をつけられて…・異色のファンタジービジネスノベル!
目次
第1章 貸借対照表と損益計算書は、点と線で考える―簿記の概論(B/SとP/L)
第2章 仕訳がお金の流れを「見える化」する―複式簿記・勘定科目・仕訳
第3章 取引はどの段階で発生する?―商品売買(売掛金・買掛金・値引返品)
第4章 簿記における「現金」は2つある―現金と当座預金・資本金と借入金
第5章 約束手形は売掛金とどう違う?―約束手形・貸倒引当金
第6章 会社はなぜ儲かるのか―費用と収益の認識(経費・売上原価・減価償却)
第7章 貿易船を買うなら銀行借入と新株発行のどちらが得か?―株式会社と有価証券
最終章 簿記の数字はすべて繋がっている―決算書
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
kobaton
1
ストーリーで学ぶ!的な簿記の入門書。『ワンピース』のような、いや『星の商人』のようなお話で気軽に読める。簿記学校とか会計ソフトの宣伝かのように簿記の知識を冒険活劇にムリカラ挿入している風が、簿記普及のために尽力しようとしている感じで好感はもてるのだが、タイトルがミスマッチな気がする。もうちょっとポップな感じの方が手に取ってもらえたかも...出てくる会計知識は初級だが、知っていてもうまく説明できないことが上手に解説されていて、安易に馬鹿にできない内容だ...なのに、読書メーターの登録数、少なすぎ...2017/01/31
shu_reading
0
簿記の重要性が物語を通じて改めてわかる。2016/05/14
加賀ドン
0
簿記に興味を持ちたくて読みやすそうなので読んでみました。なんとなくイメージはつかめたような気がします。2020/05/03