内容説明
「相手の反応が気になる」。「グルグル思考になる」。「頭が空っぽになって話せない」。5人に1人!とても敏感な気質の人HSP(Highly Sensitive Person)の臨床医が教える、自己肯定感を高める話し方。
目次
序章 敏感すぎる人も、ラクに話せるようになります
1章 誰かと話す前から、すでに疲れていませんか?
2章 自分の話している内容が、「間違っているのでは」と気になる人へ
3章 「頑張っても話せない」自分が嫌になってしまったら
4章 ここぞ!という時に、自信をもつための秘訣
5章 すべてがうまくいく口グセと、自分との会話習慣
著者等紹介
長沼睦雄[ナガヌマムツオ]
十勝むつみのクリニック院長。精神科医。1956年山梨県甲府市生まれ。北海道大学医学部卒業。脳外科研修を経て神経内科を専攻し、日本神経学会認定医の資格を取得。北海道大学大学院にて神経生化学の基礎研究を修了後、障害児医療分野に転向。札幌療育センターにて14年間小児精神科医として勤務。2008年より北海道立緑ヶ丘病院精神科に勤務し、小児と成人の診療を行う。2016年9月に開業し、発達性トラウマ、HSP/HSC、愛着障害、神経発達症などを専門とし、診療とセラピーに取り組む(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
りお
4
①自分が思った事を否定しない②最初に浮かんだことを話す③相槌のバリエーションを増やす④会話の内容を先にシュミレーションしておく⑤皆に好かれようとしない 🌸会話のしくじりを「失敗」にカウントしない。話すことが苦手な人ほど「上手くいかなかった記憶」は優しく受け入れて消化する 🌸人を困らせて喜ぶ悪意のある挑発に有効な対処法は反論や反発ではなく「沈黙」。嫌な事を言われて何もしないのではなく敢えて無視をする。2020/12/17
静花
4
自分をがんじがらめにしていた、「相手の中にいる自分」らしくしないといけない、という気持ちを、この本が少しだけほどいてくれた気がします。 すべてが自分に当てはまるわけでは無いけど、いろんな心の形があることを知れました。2019/04/07
sayo
2
自分の困っていることの原因がHSP由来のものが多い。特に誰かと話すシーン。なぜこういう思考になるのかが説明されていて、なるほどなぁって納得できました。なぜなのかがわかるとなんだか安心できるもの。あとはしょうがないなぁって受け入れていこうと思います。2020/02/05
suu
1
脳にはミラーニューロンシステムがあるので、感情の乱れている人には近づくとその感情に影響される可能性がある 2021/01/30
ilm
1
HSP気質の強弱にかかわらず、もし話すこと自体に悩みがあるなら参考になると思います。「つらいんだね、そのままでいいよ、よく頑張ってきたね、君ってすごい!」こう口に出してみたときに感情が込み上げてくるなら、この本はあなたの役に立つかもしれません。2020/09/01