中経の文庫<br> ディープすぎるシルクロード中央アジアの旅

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中経の文庫
ディープすぎるシルクロード中央アジアの旅

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  • サイズ 文庫判/ページ数 366p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784046021939
  • NDC分類 292.09
  • Cコード C0126

出版社内容情報

現代中国からいにしえの天竺へ! 時空を超えたバックパッカーの旅路

内容説明

三蔵法師の影を追いかけたシルクロード紀行。数千円で行けるルートをあえて使わず、数万円かけて越えた国境線。富士山頂なみの高所で極寒に震えたかと思えば、灼熱の南アジアで寝台車の狭いベッドに2人して眠る。フンザの絶景に若かりし頃を思い出し、その日の寝床もわからぬまま砂漠を駆ける―。インドを目指した三蔵法師の影を追い求め、旅程の再現を試みたバックパッカーは、旅路の果てになにを思う!?

目次

第1章 酷寒の砂漠を魔王が支配する―西安からカシュガルへ
第2章 草原の道で出合うシルクロード気質―カシュガルからテルメズへ
第3章 気温五十度?炎熱列車でめざす仏教の聖地―ペシャワルからガヤへ
第4章 砂漠の一本道の検問銀座を東へ、東へ―ガヤから西安へ

著者等紹介

下川裕治[シモカワユウジ]
1954年、長野県松本市生まれ。慶應義塾大学経済学部卒業。新聞社勤務を経てフリーに。アジアを中心に海外を歩き、『12万円で世界を歩く』(朝日新聞社)でデビュー。アジアと沖縄を中心に扱った著書多数

中田浩資[ナカタヒロシ]
1975年、徳島市生まれ。フォトグラファー。1997~99年の北京滞在中、通信社にて報道写真に携わる。帰国後、会社員生活を経て2004年よりフリー。中華圏、アジアの旅写真を中心に雑誌、書籍等で活動中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

R

36
三蔵法師の軌跡を辿る旅を綴った本でした。歴戦のバックパッカーである著者が、かなりいい年齢だというのに、相変わらずの貧乏旅行でシルクロードを旅するレポート。中国とウイグル、インドとパキスタンといった、非常にきな臭い場所を通り過ぎつつ、様々な人種と土地が絡んだ情勢をじかに体感するような旅路でした。政治臭さはないものの、そういうことを考えさせられてしまう状況の生々しさに、よい意味で考えさせられた。三蔵法師がどうして、この道を辿ったのか、その真理に近づいたのかわからないが、とても楽しい本だった。2019/09/09

piro

25
西安からブッダガヤまで、玄奘の足跡を辿る旅。下川さんの旅なので、当然優雅な旅ではなく、すし詰めの列車やバスでの辛い移動が続きます。それでも途中の街の人々の生活の匂いが感じられ、興味をそそる一冊でした。ウズベキスタン・タシケントのチョルスー・バザール、サマルカンドのレギスタン広場のマドラサ(神学校)、そしてパキスタンの桃源郷の様なフンザ渓谷。行ってみたいと思う場所がいくつかありました。一方で中国政府の嫌がらせの様なウイグル政策は読んでいるだけで辟易。中国は未だに根本は変わっていないのだなぁと感じます。2019/04/16

Minamihama

19
中国のウイグルへの弾圧その中でのウイグル人の生活、インドの列車事情、下川さんでなければ書けなかっただろう旅行記、それでも三蔵法師が追い求めた「唯識」には理解が至らなかった、なんて深い世界なんだ! 2022/09/25

びっぐすとん

18
読後まず思ったのが「65歳になってこんな旅したくない!てか出来ない!」。玄奘三蔵の旅の行程をなぞるというものだが、当時はなかった国境検問とビザ。全く同じルートは難しい。鉄道やバスを使っても厳しい旅。当時は旅する人も人口も少なかっただろうが、今や世界で一番人口が密な地域は乗り物だって楽じゃない。玄奘が立ち寄ったと思われる国も建物も既に無く、ひたすら道を行くだけ。観光は無し。山だけは変わらずそびえている。著書は仏教の「唯識」について考える。難しくてよく解らないが、酷暑や厳寒の旅こそ唯識を体感する修業なのかも。2019/09/30

タカボー

15
三蔵法師が辿ったシルクロードの旅。昔と違って道は立派になって、鉄道もあるけど、現代には現代の問題があって旅を困難にする。ウイグル自治区のところがかなりショッキングで、今こんな監視社会みたいな状態になってるのか。東京オリンピックの旗手で話題になったカザフスタンなど中央アジアの街にも興味が湧く。写真も多くて楽しい。風景とかじゃなく、ガイドブックには絶対載らないその土地の生活感が漂うカットが良い。死ぬまでに一度はフンザを訪れてみたい。2021/10/10

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