ブレない子育て―発達障害の子、「栗原類」を伸ばした母の手記

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ブレない子育て―発達障害の子、「栗原類」を伸ばした母の手記

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  • サイズ B6判/ページ数 264p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784046020475
  • NDC分類 589.21
  • Cコード C0095

出版社内容情報

我が子に今必要なものは? じっくり観察する、親子で乗り越える発達障害を公表した、モデルで俳優の「栗原類」氏(23)の母が、
自身も発達障害と告知されながら、
シングルマザーとして、我が子をどのように育て、
導いてきたかがわかる、感動の手記。

「類が8歳のとき、NYで発達障害だと診断されて、
どんな弱点や苦手があるのか、じっくり観察するところから、
私の発達障害の勉強と理解は始まりました。」(本文より)

類氏の小学1年での留年や、帰国後中学での不登校、高校受験の失敗など、
様々な困難や壁を乗り越えながら、「ネガティブすぎるイケメン」として注目を浴び、
モデル・俳優として歩み始めるようになった現在まで、傍らで常にサポートしてきた。
2016年に発表した類氏の自伝的著書、『発達障害の僕が輝ける場所をみつけられた理由』
(KADOKAWA)は15万部のベストセラーとなった。

本書では、母の泉氏が試行錯誤しながら実践してきた、
ブレない子育てのための「8つのマイルール」を書き下ろした。
発達障害の子育てに限らず、すべての子育てに役立つヒントが満載。

母を誰よりも信頼する息子「類氏」との対談も収録。

<ブレない子育て マイルール>
1、周囲の雑音に振り回されない知識を持つ
2、我が子に今何が必要かじっくり観察する
3、頑張らせることの優先順位を決める
4、子どもと一緒に学ぶ、感動を共有する
5、人生への前向きな姿勢、社会常識・マナーを教える
6、子どもの将来を見すえて教育ヴィジョンを持つ
7、親のエゴをはずして、子どもの意思を尊重する
8、子どもとの約束を守る、言行一致する


PART1
我が子が「発達障害」と診断されて始まった試行錯誤の日々
PART2
私の中で「子育て理念」が固まった、私自身の育ってきた過去を振り返って
PART3
「ブレない子育て」の実践 8つのマイルール
PART4
栗原類インタビュー 「母への信頼・母が教えてくれたこと」

栗原 泉[クリハラ イズミ]
著・文・その他

内容説明

発達障害を公表した、モデル・俳優の栗原類の母が、自身も発達障害と告知されながら、シングルマザーとして我が子をどのように育て、導いてきたかがわかる、感動の手記。

目次

1 我が子が「発達障害」と診断されて始まった試行錯誤の日々(類が8歳の時、NYで発達障害と診断;まずは、我が子をじっくり観察するところから始めた ほか)
2 私の中で「子育て理念」が固まった、私自身の育ってきた過去を振り返って(私の親が反面教師だった;私自身、なんでもスイスイ習得できる子だった ほか)
3 「ブレない子育て」の実践8つのマイルール(周囲の雑音に振り回されない知識を持つ;「我が子に今何が必要か」をじっくり観察する ほか)
4 栗原類インタビュー「母への信頼・母が教えてくれたこと」

著者等紹介

栗原泉[クリハライズミ]
通訳・音楽ジャーナリスト。モデル・俳優として活躍する栗原類の母。24歳の時、ロンドンの音楽学校で、類の父となる男性に出会うが、価値観があわず別れた後に妊娠を知る。ひとりで育てると決心し、25歳のとき日本で類を出産。その後、フリーランスで通訳を始める。子育てにふさわしい場所を検討し、類が5歳の時、NYに移住。類が8歳の時、発達障害と診断され、その審査会の場で、自身も発達障害であると知る。類の小学1年での留年や、帰国後中学での不登校、高校受験の失敗など、様々な困難や壁を乗り越え、類が、「ネガティブすぎるイケメン」として注目を浴びたのち、モデル・俳優として活躍する現在まで、障害ととことん向き合い、親子で乗り越える(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

あっか

45
ハッとさせられる言葉が満載。結果ではなく機会の平等を、家庭教育の本来の在り方、親のエゴを抑える修行などは本当にその通りだ!と胸に残りました。アメリカの褒める教育の姿勢はなるほど!と思うことも多々。子どもは子どもなりに努力しているのに、当たり前という視点自体が傲慢…という言葉にはグサグサッ!心に余裕がないとつい忘れてしまうことを思い出させてくれました…良いね!のハードルを下げ発想を変えて10分に2〜3回Good!と言えるようにしたいな。人の役に立ちたい姿勢がリーダーシップ教育、が素晴らしい。まずは自分から!2018/08/18

香菜子(かなこ・Kanako)

32
ブレない子育て 発達障害の子、「栗原類」を伸ばした母の手記。栗原泉先生の著書。発達障害や精神障害の子供を持つ保護者や発達障害や精神障害の子供と接する機会のある学校関係者すべてにとって参考になる良書であると思います。2018/09/28

ばんだねいっぺい

31
 類くんのお母さんの一代記ともなっている。「発達障害」を持つお子さんと向き合う大変さは、当事者でなければ、わからないと思った。最後の親子の会話に解放感を覚える。なにはともあれ、やっぱり、基本は愛情だなぁと感じた。2020/03/09

ひじり☆

14
発達障害をもつかたは、本当に小さな頃から生きにくいことが多いと思う。だが子どもをよくみてじっくり考え良い方向へ進もうとする行動が素晴らしい。といっても、日々うまくいかないことの方が正直多いと思う。でも、前向きな姿勢を参考にしたい。アメリカのように、否定語を使わずにgoodと伝える、具体的にどうしてほしいか伝える、は本当に大事だと思った。ついつい、~しちゃダメ!!と止めてしまうな…2019/08/03

tomatobook

10
前半部分は自分の親への恨みつらみばかり、機能不全の家庭だったとのこと。類くんを出産して、親本人も社会人として親として成長していく様が書かれている。発達障害児特有の対応も具体的に書かれている。子供を持つ親なら気づきがたくさんある。子供に否定形を使って話さないとか周囲の雑音に振り回されない知識を持つとか。類くんの同級生のラサーナくんの話は周囲の配慮について考えた。子育てに正解もないし正解を求めるものでもないけれど、多くの気づきは得られると思う。2019/03/02

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