中経の文庫<br> お金の流れで読む日本の歴史―元国税調査官が「古代~現代史」にガサ入れ

電子版価格
¥704
  • 電書あり

中経の文庫
お金の流れで読む日本の歴史―元国税調査官が「古代~現代史」にガサ入れ

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ 文庫判/ページ数 272p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784046020024
  • NDC分類 332.1
  • Cコード C0121

出版社内容情報

楽しく読むだけで日本の歴史が一気にわかる!元国税調査官が、「日本の歴史」にガサ入れ――
信長は金融改革でデフレ解消。龍馬はニセ金で倒幕資金を調達。
歴史上の「謎」のほとんどは、「お金の動き」で説明できる!

楽しく読むだけで、日本の通史がわかりやすく頭に入ってくる本。

第1章 古代から日本は“技術立国”だった!
第2章 武家の台頭――これは社会経済の大変革だ
第3章 信長の関税政策、ザビエルの思惑、信玄の経済的ハンデ
第4章 「江戸時代が260年続いた」本当の理由とは?
第5章 明治維新を成功に導いた「お金の強い力」
第6章 日清・日露戦争、「戦費」はどう賄ったのか
第7章 太平洋“経済”戦争! 当事者たちの懐事情は?
第8章 高度成長とバブルの“収支決算”をしよう

大村 大次郎[オオムラ オオジロウ]
(おおむらおおじろう)
大阪府出身。国税局で十年間、主に法人税担当調査官として勤務し、退職後、 経営コンサルタント、フリーライターとなる。執筆、ラジオ出演、テレビ番組の監修など幅広く活躍中。一方、学生のころよりお金や経済の歴史を研究し、別ペンネームで30冊を越える著作を発表している。「大村大次郎」の名前での歴史関連書は『お金の流れでわかる世界の歴史』で初めて刊行、その後「お金の流れでわかる歴史」シリーズを展開

内容説明

本書では、歴史に精通した元国税調査官が「日本の古代~現代史」に“ガサ入れ”します。歴史上の謎も「お金の動き」を読み解くことでどんどん解決、新発見も満載です。歴史を動かしているのは「人」ではなく「お金」―こんな視点を持つだけで、日本史の全体像がすっきりと、立体的に頭に入ってきます。

目次

第1章 古代から日本は“技術立国”だった!
第2章 武家の台頭―これは社会経済の大変革だ
第3章 信長の関税政策、ザビエルの思惑、信玄の経済的ハンデ
第4章 「江戸時代が260年続いた」本当の理由とは?
第5章 明治維新を成功に導いた「お金の強い力」
第6章 日清・日露戦争、「戦費」はどう賄ったのか
第7章 太平洋“経済”戦争!当事者たちの懐事情は?
第8章 高度成長とバブルの“収支決算”をしよう

著者等紹介

大村大次郎[オオムラオオジロウ]
元国税調査官。国税局に10年間、主に法人税担当調査官として勤務。退職後、ビジネス関連を中心としたフリーライターとなる。単行本執筆、雑誌寄稿、ラジオ出演、テレビの監修等で活躍している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Y2K☮

40
名著。近代史の教育にはこの経済的視点をもっと盛り込むべき。史観が右でも左でもないのがいい。経済封鎖で日本を追い込んで開戦に至らせたのはアメリカの側と明記し、その上で日本の見通しの甘さに言及。これだよ。この当時の状況に基づくバランス感覚。また戦前の日本は現代以上の格差社会で、特に農村の困窮は深刻だった。軍はその不満解消の期待を背負い、故に満州事変も国連脱退も国民は歓迎した。戦争でも領土拡大でもして我々の暮らしを改善してくれと。人の弱さと経済の重要性を理解して歴史を学べば、現代のISへの対応策も浮かぶのでは。2017/07/05

禿童子

18
この方は節税関係の指南書を沢山書かれているようですが、金融史にも詳しいですね。日露戦争の外債をユダヤ人が買ってくれたことは有名ですが、戦後の日本製品の輸出市場の開拓に杉浦千畝のビザ発給で命拾いをしたユダヤ人商人の協力があったことは知りませんでした。細かいことですが数字の使い方がうまい本。学者が書いた本と違って、興味深いエピソードをピックアップして切り貼りしたように見えますが、私のような門外漢にはちょうどいい。一気に読み切れました。2017/10/04

ユーモ

15
お金の流れで読む日本の歴史。お金というワードに惹きつけられ購入した本書だが、いやはや面白い。学校では教わらなかった裏話や、英雄と称される人物の汚職であったり、こういう話には誰しも興味が尽きないのでは。2017/11/19

こも 零細企業営業

14
日本の食文化とこの本を同じ時代毎に読み進めていたらめちゃくちゃ面白かった。さて、この本のあとがきに「特定の者だけが富む国はそのうち滅びる」と書いてあった。史上最高利益を叩き出し、内部留保を貯める大企業がある一方、非正規雇用で子供に満足に食ベさせられない世帯が増加している日本は本気で危ない。そして、食糧自給率の低いこの国はあっという間に飢餓で苦しむとも言える。そんな日本も昔は農村社会で殆どの国民が農業に従事していたのに今は殆どの国民が俺も含めて農業に従事していない。その辺りの問題も放置されてるいる。2019/05/20

Yukihiro Nishino

12
日本史を「お金」の視点から論じた書。大変面白かった。権力闘争も戦争も「お金」(富を独占したいという欲望が原因で起こる。まさに「お金」が歴史をつくるのだ。2019/03/12

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/11624098
  • ご注意事項