出版社内容情報
学校での扱いが軽くなりがちな「データの分析」の知識整理から演習まで！小学校の算数における資料の調べ方から始めて、高等学校の数学Iにおける「データの分析」までを扱った「統計分野」の参考書。中学校までの復習を扱った「ホームルーム」、数学I データの分析で学習する内容をていねいに説明した「授業」、あらゆる問題形式(センター形式や記述式)を演習する「講習」の３部構成。好評だった初版のよいところを活かしつつ、2015年から実施された現行課程下の入試でのセンター試験の問題を追加したほか、私大・国公立入試で出題された問題のうち、とくに重要かつ今後の出題が見込まれるものを収録。
★ホームルーム（小中学校の復習）
絵グラフと棒グラフ／ヒストグラム／折れ線グラフ／円グラフと帯グラフ／データの平均とバラツキ
★授業（数学I「データの分析」の学習内容）
１時間目 度数分布表とヒストグラム
２時間目 代表値
３時間目 四分位数と箱ひげ図
４時間目 分散と標準偏差
５時間目 散布図と相関係数
６時間目 相関係数の求め方
７時間目 相関係数（理論編）
★講習
１講目 客観式問題対策
２講目 センター試験対策
３講目 記述式試験対策
佐々木 隆宏［ササキ タカヒロ］
著・文・その他
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
die_Stimme
3
高校生用の参考書だけど、統計学の入門としてもいいという記事を見かけたので読んでみた。いいと思う。ただ、試験対策みたい部分は関係ないので読み飛ばした。2023/03/18
バジンガ
3
データ分析はまずこの本から。2021/09/01
す○○
1
最近の数学1は｢データ分析｣について多くの頁を割き、内容も難しくなっている印象なので1冊読んでみました。分散、標準偏差、相関係数等丁寧に説明されていて理解が深まったと思います。最終的には複雑な問題に挑戦することになりますが、大抵どこかで計算ミスを起こすので一発では正答に辿り着けず、最近の高校生は本当に大変だなと思います。統計学としては入口かもしれませんが私のまわりで活用していたら一目置かれる存在になれます。2023/09/27
