なぜ日本だけがこの理不尽な世界で勝者になれるのか

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なぜ日本だけがこの理不尽な世界で勝者になれるのか

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  • サイズ B6判/ページ数 224p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784046019400
  • NDC分類 304
  • Cコード C0033

出版社内容情報

感情論を煽るマスコミや評論家よ、君たちが知らない日本の力を教えよう。英EU離脱、トランプ政権誕生、そして迫り来る極東有事。いまやこれまでの常識は完全に無意味化している。先の読めない「理不尽」な世界で、次にいったい何が起こるのか?

一方で、多くの日本人は、もう気づいているのではないだろうか。この「理不尽」な世界で日本だけが際立って安定しているということに……。かつて「ジャパンパッシング」など悲観論の絶えなかった日本はいま、世界のなかでどのような立ち位置にあるのだろうか?

そこで相変わらず感情に任せて悲観論を撒き散らすマスコミ、学者、評論家たちの俗説を、本書が一刀両断。ロジックと数字から導かれるこの国の真の実力に、読者はきっと驚くはずだ。

国際情勢も、日本経済も、内政も、高橋節が炸裂する最強の一冊。 


内容例:ビジネスの作法を貫くのがトランプ流/いつの間にか「最適」規模を超えていたEU /いまや世界経済のリスクとなった中国/親北・超反日化する韓国に備えよ/「戦争の巣」東アジアでどう生き残るか/不言実行で進む「戦後レジームからの脱却」/沖縄米軍基地問題は数字で論じよう/「ジャパンファースト」を堂々と主張せよ/アメリカと対等に「ディール」できる日本へ/ケミストリーの合う安倍・プーチン/政府資産の存在がバレて困るのは誰か/「政府の借金は国民の資産」論の危うさ/マスコミの解説は「ヤブ医者の処方箋」/日本の所得再分配機能はOECD平均値/安倍政権の天下り対策に震える霞が関/「民主党政権が天下りを半減させた」の嘘/消費税の社会保障目的税化は悪手だ/GPIFは見直しではなく廃止せよ/豊洲市場をサンク・コスト論で考えてみると……/ノーベル賞と金メダルを増やす方法 ほか

第1章:この「理不尽」な世界の本質を語ろう
第2章:いつの間にか進化した日本の安全保障
第3章:日本経済悲観論を完全に論破する
第4章:内政問題を吹き飛ばす究極の方法

高橋 洋一[タカハシ ヨウイチ]
著・文・その他

内容説明

かつての常識が無意味化する世界で、日本だけが際立って安定しているのはなぜか?そこで蔓延る批判ありきの悲観論を一刀両断。これが数値で証明された日本の現在地と未来だ!

目次

第1章 この「理不尽」な世界の本質を語ろう(常識の通じないトランプ大統領;イギリス離脱とEU崩壊の真実;いまや世界経済のリスクとなった中国;親北・超反日化する韓国に備えよ)
第2章 いつの間にか進化した日本の安全保障(「戦争の巣」東アジアでどう生き残るか;不言実行で進む「戦後レジームからの脱却」;「ジャパンファースト」を堂々と主張せよ;日本が主導する次代の世界平和)
第3章 日本経済悲観論を完全に論破する(「日本の借金一〇〇〇兆円」の大嘘;マイナス金利で得をするのは国民だ;経済成長不要論に惑わされるな;「日本も『格差社会』化する」論の真相;この国の経済政策は間違っていない)
第4章 内政問題を吹き飛ばす究極の方法(役人天国・日本が終焉を迎える;年金制度の持続可能性は高まった;築地市場の移転に問題は存在しない;ノーベル賞と金メダルを増やす方法)

著者等紹介

高橋洋一[タカハシヨウイチ]
(株)政策工房会長、嘉悦大学教授。1955年東京都生まれ。東京大学理学部数学科・経済学部経済学科卒業。博士(政策研究)。1980年大蔵省(現・財務省)入省。大蔵省理財局資金企画室長、プリンストン大学客員研究員、内閣府参事官(経済財政諮問会議特命室)、内閣参事官(首相官邸)などを歴任。小泉内閣・第一次安倍内閣ではブレーンとして活躍。2008年『さらば財務省!』(講談社)で第17回山本七平賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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hk

18
マイナス金利政策で日本経済混乱?、中国にも見限られた北朝鮮の混迷と暴走、財務省がひた隠しにする政府保有資産、日韓合意の一方的破棄と通貨スワップ、日ソ共同宣言とダレスの恫喝、民主党政権が天下りを半減させたの嘘(現役出向が増加した)…といった題材を定量的・合理的思考で分析していく。総論として著者は安倍政権のマクロ経済政策を「及第点」と評価してるが、手緩いのではないだろうか?安倍政権が発足してから足掛け5年。失業率は下がってはいるが経済成長率はほぼ横ばい、デフレ脱却も覚束ない。及第点はあまりにお手盛りだろう。2017/11/30

0717

9
日本経済は高橋洋一さんにお任せしよう!2018/07/21

まさにい

9
この本のタイトル通りの内容ではなかった。数学的な思考で物事を判断するのはいいのだが、数学的な思考でリーマンショックが起きたことも事実だと思う。世の中は不確実なのですよ。でも、一つの考え方としては悪くはないとは思うが・・・。二度は読まない本かな。2017/06/26

九曜紋

8
安倍政権を評価する言説が多く、首相のオキニなのか?と思ったが、著者本人が「誤解されるが、私は安倍首相の提灯持ちではない。」と断っているので、有能なブレーンのひとりということにしておく。私自身、安倍首相の政策運営に両手を挙げて賛成している訳ではないのだが、あの悪夢のような民主党政権時代を思い出すと、民主党政治のアンチテーゼとして安倍政治を支持せざるをえないからだ。印象に残ったのは、「国の借金1000兆円」のからくり。これはバランスシートの負債の部しか見せていないだけで、資産の部も見よ、という部分。なるほど。2017/05/13

父さん坊や

7
これはちゃんとした論考だと思う。なぜ日本だけが勝者になれるのかを、他の主要国がなぜ苦境にあるのか、日本が言うほど悪くないのか、根拠を持って示す試みをしている。悪いが「ポスト平成ですごいことになる日本経済」に比べると(比較が適切ではないこともあるでしょうが)データと分析、結論のつなぎが読んでいて腹に落ちる書きっぷりでして。 2019/01/14

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