中経の文庫<br> 一流秘書の「気配り」メモ

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中経の文庫
一流秘書の「気配り」メモ

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  • サイズ 文庫判/ページ数 192p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784046013668
  • NDC分類 336.5
  • Cコード C0134

出版社内容情報

日産自動車で社長、会長などの役員秘書を歴任し、秘書歴20年以上のキャリアを持つ著者が、 職場で「気配り上手」と言われる人になるための47のちょっとしたコツを紹介。

内容説明

上司や同僚、社外の人とのコミュニケーションをより円滑にしたい―。そんな人に向けて、日産自動車で社長や会長付の秘書を歴任し、30年のキャリアを持つ著者が、一流の「人間関係の築き方」「心遣い」を解説します。日産のトップたちとの交流を通じて身に付けた本物の心遣いは、男性も必読です。

目次

第1章 「相手の立場で考える人」になる―秘書の仕事に“独り善がり”は禁物(「相手と違う」からこそ、よい関係を築ける;お客様をお迎えするときは左手を上にして組む ほか)
第2章 「先回りする人」になる―秘書の仕事は“受け身”では務まらない(「察する」と「思い込む」は違う;相手の心を緩ませる雑談 ほか)
第3章 「見ていて気持ちよい人」になる―気が利く人の外見、振る舞い(廊下の端を歩く本当の理由;“残念な”お辞儀、“美しい”お辞儀 ほか)
第4章 「自分も相手も心地よくさせる人」になる―楽しむことで、相手にも喜んでもらう(「相性のよさ」は、自分で引き出す;一年で一番長い日に“送った言葉” ほか)
第5章 エグゼクティブは気配りの達人―エグゼクティブから仕事を通じて学んだこと(「つい話したくなる人」の条件;相手の心を引き寄せる言葉 ほか)

著者等紹介

佐藤直子[サトウナオコ]
東京都生まれ。日産自動車株式会社秘書室勤務。1985年4月入社、秘書室配属となる。入社2ヶ月で久米豊社長の秘書アシスタントとなる。以後は取締役、副社長、常務など6人の役員の秘書を歴任。2003年6月小枝至副社長(当時。後に共同会長、相談役名誉会長、現相談役)付となり、現在に至る(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

あすなろ

65
日産の塙元会長からの扉のお言葉どおりで、秘書を見れば会社が分かるというのはその通りだと僕も思う。結構いろんな会社様の秘書さんとも接することがありましたが、その通りだと。そして、この筆者が書かれているとおり、エグゼクティブは気配りの達人であるというのもホント。だからエグゼクティブなんです。当たり前なんですね。そして、秘書たる第一歩は、相手との違いを知ること。これもその通りで、相性は相当な構成要素だと思う。でもこの筆者の方、あの久米社長の時代から今まで日産とは、ほんとの激動を見て支えてこられと感心致します。2018/05/13

ニッポニア

45
エグゼクティブとの関係を築き、会社として生産性を高めることに専念した結果、秘書として一流のそばにいる、という自身の経験を積み上げる。以下メモ。相手と違うからこそ、良い関係を築ける。敬語を使わなきゃ、という思い込みを捨てる。普段あまり使わない言葉を使うと、相手に違和感となってすぐに伝わってしまう。自分のペースで仕事ができている時は、自分勝手になっていないかどうか確認する。当たり前の一言を省略しないのがエグゼクティブ。2023/03/26

りえこ

20
現在、秘書ではありませんが、人の下で働く仕事をしていて、相手に何をしてあげられるのかを考えているので、参考に読みました。心遣いの出来る人間になりたい。2015/11/02

わい

4
「気配り」という施しは、使い方次第では「親切の押し売り」になりかねない諸刃の剣であり、だからこそ日ごろからの十分な観察が必要だと感じた。人それぞれ、快と不快の認識に違いがあって、そこを絶妙にフォローできる人こそが、どんな場面でも良きパートナーとして受け入れられるものなのだろう。また、本書のようにエグゼクティブのすぐそばで仕事をするということは、それなりのプレッシャーがあるものだとは思うが、それを自分の中で誇りとして昇華し、自信のある振る舞いを取ることが、よりよい雰囲気を生み出すのだろうと感じた。2016/07/11

Ayaka Yamamoto

3
一流秘書の方でも数々の失敗をされてきたという事実に、救われる。トライアンドエラーって、その通りやと思う。賢い人は、失敗するまでもなく、その予防ができるんかもしれん。ただ自分の場合は、ヘタこいてからやっと、その失敗のおかげで、自分事として改善に取り組めるようになる。「ソツがある」という自覚ができてから、怯まず、逃げ腰にならず、失敗を認められるようになったかも。いつも周りの方に恵まれていて、助け舟を出していただけていた環境にも感謝。思い出しただけでも、有り難さ、申し訳なさ、恥ずかしさで悶える。 「なんでちょっ2016/02/22

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