華族のアルバム―秘蔵写真でたどる

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華族のアルバム―秘蔵写真でたどる

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  • サイズ A5判/ページ数 189p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784046012753
  • NDC分類 361.81
  • Cコード C0021

出版社内容情報

肖像が語る、近代化への情熱と誇り

幕末維新の志士や旧大名家など、日本の近代化をリードし天皇を支えた「華族」。
本書では、旧華族・旧宮家の子孫の家に所蔵されてきた貴重な古写真を、一族の歩んだ近代の歴史とともに紹介します。
1枚1枚の古写真が持つ情報をしっかりと読み解き、子孫だからこそ知っているエピソードをまじえながら、幕末から明治・大正・昭和の日本を彩った名家の人たちの知られざる「顔」にせまる1冊です。

第1章 勲功華族
大久保家  利通とその一族の肖像写真
西郷家  隆盛の家族が見た「西郷像」
伊藤家  幕末の博文と博邦・文吉兄弟
榎本家  武揚と六歳の榎本家当主
森家  有礼が出会った東西の人びと
陸奥家  宗光と明治屈指の外交官一家

第2章 公家
岩倉家  自宅での具視と家族たち
橋本家  和宮降嫁と江戸開城

第3章 武家
徳川宗家  家達と新時代の将軍家
福井松平家  維新と終戦、二つの激動期
牧野家  北越戊辰戦争と「米百俵」

第4章 宮家
北白川家  「北伯爵夫妻」とカラー写真
朝香家  パリ滞在の記憶

内容説明

肖像が語る、近代化への情熱と誇り。初公開の古写真を含め、子孫のもとに所蔵されてきた100点以上を収録!

目次

第1章 勲功華族(大久保家―利通とその一族の三〇〇〇枚;西郷家―隆盛の家族が見た「西郷像」;伊藤家―幕末の博文と博邦・文吉兄弟;榎本家―武揚と六歳の榎本家当主;森家―有礼が出会った東西の人びと;陸奥家―宗光と明治屈指の外交官一家)
第2章 公家(岩倉家―自宅での具視と家族たち;橋本家―和宮降嫁と江戸開城)
第3章 武家(徳川宗家―家達と新時代の将軍家;福井松平家―維新と終戦、二つの激動期;牧野家―北越戊辰戦争と「米百俵」)
第4章 宮家(北白川家―「北伯爵夫妻」とカラー写真;朝香家―パリ滞在の記憶)

著者等紹介

倉持基[クラモチモトイ]
1970年東京都生まれ。東京大学大学院学際情報学府博士課程単位取得満期退学。歴史写真学専攻。古写真調査研究会副代表として、これまで調査した古写真の数は数万点にのぼる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ぷれば

7
明治は、もっとも肖像がもてはやされた時代であり、仏英で発明された写真術が日本に導入されるに伴い、ますます隆盛を極めることとなった。幕末・明治の写真は「古写真」とよばれ、肖像や家族写真は近代日本を読み解く上でも貴重である。本書では勲功華族6家、公家2家、武家3家、宮家2家を取りあげ、さまざまな写真と詳細な解説を掲載。中でも、安重根によって暗殺された伊藤博文だが、その息子たちのよる面会エピソードが印象に残る。2016/02/11

チェアー

5
写真が残っている華族の若い男性は、ほぼ全員がイケメン。イケメンだから写真に残すのか、その辺りの意図は不明だけど。写真から時代背景を読み取る作業は予想以上に大変。そもそも、写っているのがだれかを確定させるのすら難しい。それゆえ、この本でも文章が読みごたえがある。2016/02/12

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