教養としての日本経済史―400年の流れが2時間でざっとつかめる

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教養としての日本経済史―400年の流れが2時間でざっとつかめる

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  • サイズ B6判/ページ数 255p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784046011671
  • NDC分類 332.1
  • Cコード C2033

出版社内容情報

世界で戦う日本人になるためのキーワードは「川を上り(=歴史に学び)海を渡れ(海外の状況を知る)」。歴史とは私たちが生きている社会ができたプロセス。流れを捉えるれば今、起きていることの意味が見えてくる

内容説明

歴史から日本の「今」が見えてくる。明治維新から高度成長、バブル、小泉改革、アベノミクスまで、日本人なら知っておきたい7つの転換点。

目次

第1章 「日本経済」はここから始まった(共同体の起源から明治維新へ)
第2章 繰り返される経済危機と新産業の誕生(奇跡の1920年代)
第3章 あの頃は今より豊かだったか(戦後復興から高度成長へ)
第4章 東京オリンピックがもたらしたもの(高度成長の時代)
第5章 ジャパン・アズ・ナンバーワン?(ニクソン・ショックと石油危機)
第6章 音楽が止まるまでダンスはやめられない(レーガノミクスからバブル、そしてバブル崩壊)
第7章 バブル後のまだらな四半世紀(改革と政権交代とアベノミクス)
終章 そして、これから。歴史に学ぶ日本経済の課題

著者等紹介

竹中平蔵[タケナカヘイゾウ]
慶應義塾大学総合政策学部教授、グローバルセキュリティ研究所所長、博士(経済学)。1951年、和歌山県生まれ。一橋大学経済学部卒業。日本開発銀行設備投資研究所、大蔵省財政金融研究室主任研究官、ハーバード大学客員准教授、慶應義塾大学教授などを経て、2001年に発足した小泉純一郎内閣で経済財政政策担当大臣、金融担当大臣、郵政民営化担当大臣、総務大臣などを歴任、小泉内閣の「構造改革」を主導した。第2次安倍内閣では「産業競争力会議」および「国家戦略特別区域諮問会議」メンバーとして活動(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

もりの

5
ざっと分かった、かな。日本の歴史がざーっとわかるゲームとかあったらいいのになあ。2018/11/25

hk

4
歴史に新しいページが書き加えられるタイミングは大きく分けて三つある。 ”①経済構造が大きく変遷した時 ②海外から強い影響を受けた時 ③求心力と胆力を併せ持ったリーダーが登場した時” その時に歴史は強く脈打つ。本書はこの3つの観点から日本の直近400年の歴史を足取り軽く俯瞰している。また導入部から何度も登場する「川を上り、海を渡れ」とは竹中氏が好んで用いるフレーズであり、「自国の歴史を学び、更に造詣を深めるために海外との比較を怠るな」という含意がある。本書を読み歴史の流れを把握するコツを増やすことが出来た。2016/01/14

まゆまゆ

4
歴史が動くときは大きな経済の構造変化がある。海外の影響を受けて歴史が動くことがある。リーダーとなる人物の登場が歴史を動かす。大きな歴史の流れのなかで経済が変わっていった……という前書きのわりには、後半は自身の大臣時代のお話がメイン。ショック療法や危機感の醸成が歴史を動かすというのは納得できるところだけど。2015/10/28

Humbaba

3
社会に出れば、年号を問うようなテストは基本的にはない。そのため、歴史上の細かな固有名詞などを覚えておく必要はない。しかし、それは歴史を学ぶ必要がないということを意味している訳ではない。大まかな流れを掴んでおけばその後を想像するにも、相手の真意を掴むためにも役立つことだろう。2016/11/01

ビリケン

1
この著書の中でこうある。曰く「アメリカは自助の国、スウェーデンは公助の国である。スウェーデンは終戦後、海外から需要が集中し景気拡大の中で女性が職場に進出。その結果、家庭が崩壊するケースが目立つようになり、自殺と離婚が増加し、社会が不安定になったため、60年代に国を家族にするという考え方で社会を立て直した。」国を家族にする、人間は社会的動物であり連帯なくてはアノミーに陥る。しかしながら日本は天皇陛下は人間宣言された。先の対戦で地域共同体は解体された。そんな中で国の家族化を成し遂げれるか。個人主義で行くのか。2024/01/08

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