出版社内容情報
「積分マップ」で技術を習得すれば、苦手だった計算が“強力な武器”になるいざ計算を始めてみると、なぜか答えまでたどり着けないことはないですか?
「数3」の積分にはさまざまな関数が登場するため、多くの受験生が積分計算を苦手としています。
基本的な技術を知っていても、実際の入試問題ではどのパターンで解いたらよいかわからなくなります。
しかし、積分計算は、関数の種類がわかればどの技術を使えばよいかが見えてきます。
そこで、本書では、「数3」で登場する関数についての基本公式と置換積分・部分積分・式変形など身につけておくべき積分の着眼点と積分の技術を紹介します。
そのあと、いろいろな関数による積分計算について「練習問題」で計算力を養成します。
まずは第0章をよく読んでください。そのまま第1章から取り組むのもよし、苦手な関数の積分に取り組むのもよし。
そして、練習問題は入試までに一度は解くべき頻出問題として、134題掲載しました。これだけやれば積分計算は完璧です。
その際には、巻末付録にある画期的な一覧表「積分マップ」を眺めつつ、積分技術をマスターすれば、苦手だった積分計算が“強力な武器”になります。
是非、巻末付録「積分マップ」を切り取って活用してください。
第0章 積分法のまとめ
第1章 分数関数の積分
第2章 無理関数の積分
第3章 三角関数の積分
第4章 指数関数の積分
第5章 対数関数の積分
第6章 (三角関数)×(他の関数)の積分
第7章 (指数関数)×(他の関数)の積分
第8章 (対数関数)×(他の関数)の積分
池谷 哲[イケヤ サトシ]
駿台予備学校、河合塾数学科講師。京都大学工学部卒、京都大学大学院工学研究科修了。
授業では、「Point」「下書き」「余談・雑談」など、さまざまなプリントを配布する。本書の巻末付録「積分マップ」もそれらプリントのひとつで、受講生に大好評。
著書に『世界一わかりやすい 京大の文系数学 合格講座』『改訂版 世界一わかりやすい 京大の理系数学 合格講座』(以上、KADOKAWA)などがある。