内容説明
本書は、数学2の「三角関数」の基本的な内容からはじめて、入試標準レベルまでマスターすることを目標としている参考書です。「覚えるもの」と「導くもの」を、ていねいな解説とダイナミックな板書に定評のある、坂田アキラが明確に仕分けてくれます。本書を1冊読み通せば、「三角関数」の考え方と解き方が、スッキリとわかるようになります。
目次
弧度法のお話
三角関数のキソのキソのキソ
ちょっと突っ込んだ三角関数のグラフのお話
単位円を修得せよ!!
おなじみのBIG3
加法定理を攻略せよ!!
2倍角の公式とその仲間たち
方程式&不等式を本格的に…
2次関数との夢の競演
2直線のなす角
天下の嫌われ者!三角関数の合成でございます
吐き気がするぜ!和←→積の公式
盛りあわせいろいろ
公式証明ダイジェスト!
著者等紹介
坂田アキラ[サカタアキラ]
1996年に予備校業界に現れて以来、ギャグを交えた巧みな話術と、芸術的な板書で繰り広げられる“革命的講義”が話題を呼び、抜群の動員力を誇る。現在は数学の指導が中心だが、化学や物理、現代文を担当した経験もあり(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Take@磨穿鉄靴
26
坂田氏の三角関数。和積、積和あたりから問題が難しくなり手が止まっていたけど他の本で下地を作りなんとか終える。三角関数を数学Ⅲの微積でゴリゴリ戦うための武器にするには和積なんかは項単体ではなく式を通して瞬間的に必要な形に変形させなきゃいけないけどまだ和積と向き合うだけで息が切れる。それは出来て当然でそこからスタートする数学Ⅲ微積恐るべし。合成は使わないと忘れるけど結局はアレって加法定理の事なんだよね。複雑な三角方程式はパッと見は恐ろしいけどもう少しで違う見え方が出来そう。★★★☆☆2023/10/10
Take@磨穿鉄靴
21
初めから解けると元気が出る、基礎問題精講の三角関数を反復し改めてまた坂田三角関数。ある程度の三角関数のスタミナは付いた感じ。とりうる範囲の問題で合成を利用したものがあるけど誘導が無くてもサラリとsigx+cosx=tと置いて可動域を調べて導く流れを当たり前に出来るようにしたい。3つの積を積和に分解していくのももっとスムーズに出来るようにしたい。★★★★☆2024/01/15
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