出版社内容情報
基本的なビジネス戦略を学びたいけれど、難しい本は読みたくない。そんな人たちに、見開き2~3P単位でもしドラ、長崎ちゃんぽん、ヒートテックなど身近な商品を通して説明する。あの商品にはこんな戦略が!?
内容説明
なぜ妖怪ウォッチは社会現象になったのか。ビジネス戦略の決定版。身近な商品から勝つポイントが丸ごと学べる。
目次
1 環境に負けない―企業の浮き沈みは戦略しだい
2 顧客を決める―戦略はここから始まる
3 価値を生み出す―顧客は製品・サービスではなく価値を求めている
4 価格を決める―なんとなくで価格は決めるな
5 商品を仕掛ける―いい商品でも勝手に売れない
6 顧客をハマらせる―ファン客を増やし、顧客を魅了し続ける
著者等紹介
安部徹也[アベテツヤ]
株式会社MBA Solution代表取締役。1990年、九州大学経済学部経営学科卒業後、現・三井住友銀行に入行。銀行退職後に渡米し、インターナショナルビジネス分野で全米No.1のビジネススクールThunderbirdにてGlobal MBAを取得する。成績優秀なトップMBAのみが入会を許可される組織βΓΣ(ベータ・ガンマ・シグマ)会員。ビジネススクール卒業後、経営コンサルティングおよびビジネス教育を主業とするMBA Solutionを設立し代表取締役に就任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
魚京童!
8
売り込みの戦略はあったの?2017/03/20
読書国の仮住まい
2
①環境に負けない 例 製品ではなく健康な生活をコンセプトとしたタニタ ②顧客を決める 例 朝専用缶コーヒーとして売り出したワンダモーニングショット ③価値を生み出す 例 25年かけてフルグラの価値を高めたカルビー ④価値を決める 例 一箱1500円のティッシュ、超鼻セレブを販売した王子ネピア ⑤商品を仕掛ける ビックカメラとユニクロが異色コラボ、ビックロ ⑥顧客をハマらせる 例 店舗を第三の場所と位置付けたスターバックス 刊行後の未来を知っているだけに、この後失速した妖怪ウォッチやAKB、キリンの別格…。2022/02/17
Humbaba
1
例え一時的に上手く行ったとしても、それを続けていれば成功し続けられるわけではない。初めて入った時にはブルーオーシャンだったところも、時間が立てば多くの企業が参入し、レッドオーシャンへと変化してしまう。胡座をかいて大きな変化をしないままでいれば、やがては淘汰される運命にある。2015/05/21
中津ゆか
0
わかりやすくて面白かった。マーケティングはほんと面白いよねー!返品の話は少し考えさせられたなぁ…やっぱり返品できた方が安心して買い物もできるわけだし…でも数パーセントでもお客さんに安心させられるのなら、いいのかもしれないね2015/11/25
わんさか
0
戦略とは敵を倒すためでなく、自らのビジョン、ミッションを達成するためにある。確かに基本にしてとても大切なことだと思った。2015/06/13