日本の大問題が見えてくる ディープな政治・経済

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日本の大問題が見えてくる ディープな政治・経済

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  • サイズ B40判/ページ数 256p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784046004581
  • NDC分類 310.4
  • Cコード C2030

内容説明

大学入試問題から見える、いまそこにある日本の大難問。日本の財政破綻は時間の問題なのだろうか?

目次

第1部 政治編(多数決は絶対なのか?(09年度・中央大・文学部)―多数決は絶対ではない
権利には義務が伴う?(08年度・青山学院大・文学部)―裁判を受ける権利
集団的自衛権は認められるべきか?(00年度・一橋大)―集団的自衛権の行使が可能に
間接民主制は最善の制度か?(09年度・明治大・法学部)―投票率の低い選挙に意味はあるの?
なぜ天下りがなくならないのか?(09年度・西南学院大)―天下りの根深さ
二大政党制をどう考える?(06年度・中央大文学部)―二大政党制の挫折)
第2部 経済編(政府による市場介入はなぜ必要か?(10年度・東京理科大)―「小さな政府」か「福祉国家」か
物価が下がるとなぜまずい?(13年度・早稲田大・政経学部)―どうしてデフレは起こるのか
日本は財政破綻するのか?(09年度・中央大・法学部)―日本の財政問題
自由貿易は何をもたらすか?(09年度・早稲田大・法学部)―TPP参加で日本はどうなる?
減反廃止をどう考える?(04年度・一橋大)―政府による減反廃止案
排出権の売買をどう考える?(05年度・一橋大)―どうすれば温室効果ガスが削減できるか
年金は破綻するのか?(09年度・中央大・商学部)―賦課方式の問題)

著者等紹介

村中和之[ムラナカカズユキ]
大阪府出身。一橋大学大学院社会学研究科博士後期課程単位修得退学。駿台予備学校講師。法学と文学(哲学)の学位を持ち、憲法学、政治学、哲学、政治思想史、経済理論を幅広く研究。現在、駿台予備学校など首都圏の大学受験予備校で、「倫理」「政治・経済」「現代社会」「倫理、政治・経済」の大学入試センター試験対策講座および国公立二次試験・私立大学入試対策講座を指導しているほか、「駿台サテネット21」で「倫理、政治・経済センター試験対策」の講座も担当している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

hk

6
二大政党制の良し悪しを書評代わりに要約しておこう。●二大政党制の長所 ①失政に対して国民が敏感になり政権交代が容易である②連立政権の必要性がないため政権運営が容易③選挙の争点を簡便化しやすい ●二大政党制の短所 ①政権交代のたびに政策が右往左往するため国家百年の計に一貫性がなくなる②キャスティングボードとなる政党が存在しえないため政権の暴走に歯止めが利かない③政治的争点が単純化されすぎるためにマイノリティーの民意が切り捨てられ、投票率が下がる。……と二大政党制も一長一短である……だがちょっと待ってほしい。2016/07/12

姫林檎

3
曖昧にしかわかっていなかった事柄が、わかりやすく書いてあった。2015/04/20

木村あきら

1
こんなに面白くディープな寡黙だったとは。 ①多数決の原理→ともすると多数者の専制になるため、専門知と・少数意見の尊重が重要。少数意見は議論の視点を多角化してくれるので、「いっつも反対しやがって」みたいな人たちもある意味で大事 ②2大政党制の利点、政権交代が容易、政権運営が安定的(✖️少数者のキャスティングボード)、争点の明確化 ③日本の財政が破綻するかは意見が分かれるが争点は国債の信用度。高齢化→金融資産残高減→国内銀行の国債放出→外国への依存。ということになれば信用度の心配は出てきやすい2021/04/25

客野

1
面白かったけど、同時に自分の不勉強を大いに恥じる1冊となった。いやあ、すごいなこれ、大変勉強になった2017/12/16

Tsuneyuki Hiroi

1
あお、こう押さえれば政治・経済は分かりやすく、ためになるんだと思えた一冊。政治・経済を担当した時には、参考にさせていただきます。2015/10/24

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