内容説明
大学入試問題から見える、いまそこにある日本の大難問。日本の財政破綻は時間の問題なのだろうか?
目次
第1部 政治編(多数決は絶対なのか?(09年度・中央大・文学部)―多数決は絶対ではない
権利には義務が伴う?(08年度・青山学院大・文学部)―裁判を受ける権利
集団的自衛権は認められるべきか?(00年度・一橋大)―集団的自衛権の行使が可能に
間接民主制は最善の制度か?(09年度・明治大・法学部)―投票率の低い選挙に意味はあるの?
なぜ天下りがなくならないのか?(09年度・西南学院大)―天下りの根深さ
二大政党制をどう考える?(06年度・中央大文学部)―二大政党制の挫折)
第2部 経済編(政府による市場介入はなぜ必要か?(10年度・東京理科大)―「小さな政府」か「福祉国家」か
物価が下がるとなぜまずい?(13年度・早稲田大・政経学部)―どうしてデフレは起こるのか
日本は財政破綻するのか?(09年度・中央大・法学部)―日本の財政問題
自由貿易は何をもたらすか?(09年度・早稲田大・法学部)―TPP参加で日本はどうなる?
減反廃止をどう考える?(04年度・一橋大)―政府による減反廃止案
排出権の売買をどう考える?(05年度・一橋大)―どうすれば温室効果ガスが削減できるか
年金は破綻するのか?(09年度・中央大・商学部)―賦課方式の問題)
著者等紹介
村中和之[ムラナカカズユキ]
大阪府出身。一橋大学大学院社会学研究科博士後期課程単位修得退学。駿台予備学校講師。法学と文学(哲学)の学位を持ち、憲法学、政治学、哲学、政治思想史、経済理論を幅広く研究。現在、駿台予備学校など首都圏の大学受験予備校で、「倫理」「政治・経済」「現代社会」「倫理、政治・経済」の大学入試センター試験対策講座および国公立二次試験・私立大学入試対策講座を指導しているほか、「駿台サテネット21」で「倫理、政治・経済センター試験対策」の講座も担当している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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