凱旋門賞に挑んだ日本の名馬たち - 誰も書かなかった名勝負の舞台裏

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  • サイズ B6判/ページ数 256p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784046003669
  • NDC分類 788.5
  • Cコード C0075

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

百木

4
スピードシンボリからキズナまで、凱旋門賞に挑んだ日本馬の舞台裏。現地での馬房の位置や枠入りの順番へのリクエストであったり、調教でお金を払って良いコースを使える点など海外遠征ならではの問題も多く、こうしたことがこれまでの遠征でノウハウとして積み上げられてきたことを実感。また最近は芳しい結果を残せてはいないが本書にある通り実力や技術は悲願へ手が届く位置に来ていると思う。どんな馬が誰を背にその歴史的偉業を達成するのか楽しみである。2018/01/01

スプリント

4
本書には収録されていませんが2014年の凱旋門賞には日本馬が3頭出走しました。残念ながら良い結果ではありませんでした。本書にはこれまで凱旋門賞に挑んできた数々の名馬とそれを支える馬主・調教師・騎手の軌跡が紹介されています。日本馬による初制覇の時にその背中には是非、日本人騎手が乗っていてほしいものです。日本で馴染みのあるスミヨン騎手の情熱も捨てがたいですが、最初こそは完全アウェーの状態で制覇してほしい・・・2014/10/18

9rikaz00

2
ディープの薬物失格くらいしかイメージのなかった凱旋門賞だが、ここ最近のウマブームにまんまとハマっているので読んだ。エルコンドルパサーの好走が今まで尾を引いて、呪いのように日本競馬人達を惹き付けてる特異なレースだなと思った。ジャスタウェイとゴールドシップの遠征直前の発売だが、ジャスタウェイのことはところどころ触れられてるけどゴールドシップは名前が出てこないのも当時の雰囲気を感じる2021/06/27

イガラシ

1
スピードシンボリから始まった日本馬による凱旋門賞挑戦。最初は手探りでやっていたことも、経験を積むことによってよりよい状態で出走まで持って行くことができるようになってきたのだということが分かる。二ノ宮調教師と蛯名騎手はエルコンドルパサーの遠征時に学んだことをナカヤマフェスタの遠征時に活かすことができた。日本馬のレベルも上がっており、勝利も近いのかもしれない。武豊騎手の言うとおり、もう挑戦という立場ではないのだろう。2015/06/21

otmsy

1
今年も凱旋門賞の結果は芳しくありませんでした…ですが、ちょっと待ちなさい。「今年も凱旋門賞に出走する」と言えるまでに、いったい何があるのか。本書は、過去の日本馬の挑戦の過程を明らかにすることで、凱旋門賞に出走するには実に多くの課題があることを示しています。費用、主催者、騎手、輸送、調教、装蹄、気候、前哨戦…。そういう条件を呑み込んで、試行錯誤を重ねた上で、ようやく出走ゲートをくぐることができているのです。着順の背後にあるものに対して目を向けさせてくれる一冊だと思います。2014/11/01

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