内容説明
40代は肉体的にも精神的にも「衰え」を感じ始める年代です。けれども、結果的に成功したものも、そうでもないものも含めて、40代でいろいろ選択をしたこと、そしてなにより40代にめいっぱい働いたことが、その後に生きるのです。本書では、そんな40代のスタートラインで知っておくべき「学び」「仕事」「人間関係」「お金と趣味」「心と体の健康」についてお教えします。
目次
1章 学び―忙しい40代こそ「学び」で差がつく
2章 仕事―40代の仕事ぶりがよかった人は上昇していく
3章 人間関係―楽しくないけどなんとなく、の関係をやめるとき
4章 お金と趣味―貯金だけに頼らない老後への準備
5章 健康―老け込まない外見と健康を保つ方法
6章 心の健康―40代からは誰もが「うつ」になりやすい
著者等紹介
和田秀樹[ワダヒデキ]
1960年大阪府生まれ、精神科医。東京大学医学部卒業後、東京大学付属病院精神神経科助手、アメリカ・カールメニンガー精神医学校国際フェローを経て、現在エグゼクティブ・カウンセリングを主とする和田秀樹こころと体のクリニックを設立し、院長に就任。国際医療福祉大学大学院教授。一橋大学経済学部非常勤講師(医療経済学)。川崎幸病院精神科顧問。老年精神医学、精神分析学(特に自己心理学)、集団精神療法学を専門とする(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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澄
13
自分自身は30代で燃え尽きてしまった感があるのですが、50代~老後に向けて今のうちに種蒔きをしないといけないのですね。ここでも読書・勉強をすることを推奨。また給与以外に月1~2万円でもいいから収入先を見つけることも説いている。わかっちゃいるけど、、、2014/07/02
C-biscuit
9
40代の本を古本屋で入手。今一度自分への励みとする。比較的新しい本であり、内容も前向きである。いかに40代を精力的に過ごし、今後の人生において、勝者となれるかが問われている。基本的には、勉強をすることであり、情報リテラシーの向上にあると感じた。老後の備えについても充実しており、嫁や娘が親の介護を一手に引き受けるというのは虚構であり、政治がそう信じ込ませてきたとある。親を大切にする気持ちは大事であるが、一理ある。また、リバース・モゲージについても解説されていた。自分も娘二人なので、これは選択肢の一つである。2015/11/29
Tosha
3
40代の頑張りはあとから生きてくる、そう信じて頑張って行こうと思う。2014/07/21
もしもしかめよ
2
“親がいなくても生きられるようにすることが、子育てのゴールです。”、“高齢者医療の現場で、多くの高齢者の姿を見てきた実感として、「無知な人が一番損をする」と感じています。”には深く共鳴する。本書で紹介されている「ホルモン・リプレイスメント・セラピー」にもとても興味を持った。2022/03/18
akamurasaki
2
ときどきギョッとするようなすごいことがかかれていたりしますが、40代で生き方が決まるというのは同意します。2015/12/11