内容説明
―不変なものなど何もない。だから頼れるのは自分自身だけ。これがつらい思いをして私が学んだことよ。時代のアイコンとして世界を魅了した史上もっとも有名なファースト・レディ、ジャクリーン・ケネディ。夫の暗殺、大富豪との再婚、マリリン・モンローやマリア・カラスとの女の戦い、マイケル・ジャクソンの自伝の出版…。生涯を通してマスコミに追われ続け、聖母にされ、悪女にされ、バッシングを浴びたが、つねに周囲の声ではなく自分自身を信じた。過酷な境遇を「強か」に生き抜いたジャクリーンの人生を、共感をもって描き出す、勇気という名のエナジーあふれる一冊。
目次
したたかな女、ジャクリーン
私は誰とも似ていない特別な人間になる
私は結婚したい相手を手に入れるために作戦を練る
私は夫の浮気なんかでは動じない妻になる
私は個性的なファーストレディになる
私は特別な時代を創るためにわがままな女になる
私は使命を果たすために不屈の女を演じる
私は大切なものを守るために悪女になる
私は人生を充実させるために図太くなる
私は最期の瞬間までプライドの高い女でいる
冒険心をもって大胆に、そしてしたたかに
著者等紹介
山口路子[ヤマグチミチコ]
1966年、東京都生まれ。作家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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感想・レビュー
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kaguyam
4
再読。子供の時に知ってから鮮烈な印象を残した人。自らを信頼してプライドを持って生き抜いてるのがわかる人。強さ、強かさは、全て過程があったからなんだと感じる。 検討しましょう、じゃだめなのよ。やりはじめなければ、だめなの。2020/06/17
kaguyam
3
思っていたよりもずっとジャクリーンという人物が魅力的に描かれていて興味が沸きました。私、この人好きだ。 金持ちの冷たい印象しかなかったんだもの、なんとなく。2014/10/17
藤鼠(ふじねず)
1
すごい人がいたのだな~、と。自分をしっかり持っている姿がとてもかっこよかった。2017/12/15
isoshima
1
想像を絶する過酷な生き方だ。また、100%自分を貫いては日本だとわがままと見なされるであろう。しかし、時にエッセンスとしてこの姿勢は、必要だと思う。受動的アドバイスには従わないというポリシーに、深く共感した。 また、「私なら出来るはず」というジャッキーの言葉。座右の銘にしたい(笑)2014/03/16
vivi
0
★★★☆☆2017/03/30
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- 和書
- 中国巨大国家の底流