内容説明
経済の本質である貨幣のしくみを、『狼と香辛料』のキャラクターと一緒に学ぼう!
目次
第1章 おカネと信用
第2章 商品とおカネの関係
第3章 景気とグローバリゼーション
第4章 為替
第5章 会社とおカネ
第6章 投資
著者等紹介
永濱利廣[ナガハマトシヒロ]
1971年生まれ。95年早稲田大学理工学部卒業。同年、第一生命保険相互会社に入社。2008年4月から第一生命経済研究所経済調査部主席エコノミスト。また、一橋大学大学院商学研究科非常勤講師や景気循環学会理事も務める
支倉凍砂[ハセクライスナ]
作家。1982年12月27日生まれ。第12回電撃小説大賞“銀賞”を受賞し、2006年に『狼と香辛料』で電撃文庫よりデビュー
文倉十[アヤクラジュウ]
1981年生まれ。京都府出身、関東在住のイラストレーター。小説の挿絵やゲームなど様々な分野で活躍中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
空猫
16
『狼と香辛料』ほとんど関係ないですね。ラノベやマンガとコラボした学習参考書のようなものですが,原作が生きてなくて表紙と図表の隅にキャラ絵が入っているだけのタイプです。大筋は中学・高校の社会レベルの経済を簡単に説明している無難な内容です。ただ時折,”低体温症”のようなものとか,お店の”持ち出し”になってしまいますとか,比喩や平たく言い直したつもりの表現の方が難しい部分があり,どうにも素人相手の解説経験が乏しい人が陥りやすいミスが目立つなぁと感じました。2017/07/11
彩灯尋
6
中にちょこちょこと狼と香辛料のイラストが描いてあったりするものの、内容的にはお金の仕組みに関する教科書のようなもの。お金、経済の仕組みに興味がある人向け。もう少し狼と香辛料の世界観があれば、お金、経済に興味がない人でも楽しめると思った。私は興味がない側なので読むのに苦労した。2015/04/28
チイノスケ
5
狼と香辛料、タイトルしか知らないながら読んだのですが、金融の仕組みはわかりやすく解説されていると思います。 小説をご存じの方ならより親しみを持って読めると思います。2024/08/03
でーたべーす
5
狼と香辛料要素は章ごとの本文の引用と要所に挿入されるSDイラスト程度。内容的には教科書みたいな感じ。2015/11/05
いろは@しょうろん
3
確かに狼と香辛料はほんとにほとんど関係ないけど中身はまとも。でも、この本は多少、経済学がわからないと読めないと思う。主にマクロ。ミクロ屋さんは「けっ」ていうかも。イラストがちょっとだけかわいい。2015/06/01