内容説明
学問への情熱に満ちた85年の人生をたどる。単行本未収録の論文・講演を特別収録。地域に勇気を与え続けた「森古代学」
目次
1章 森浩一の学問とその姿勢(魂のメッセージ第20回春日井シンポジウム講演;初期ヤマト政権の姿)
2章 忘れ得ぬ、その佇まい(森浩一を語る;森浩一交友録)
3章 森古代学のおもしろさ(考古学者森浩一の姿;座談会 森浩一が遺したもの ほか)
4章 「生涯不熟」の人生をたどる(写真でたどる考古学人生;森浩一略年譜 ほか)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
月をみるもの
16
いろんな博物館に行ったり、古墳関係の本を読んだりしてると、どこでも必ず名前が出てくる森さん。その識見の深さと広さ、人間としての魅力が余すところなく伝えられているのは編者の愛ゆえだろうか。。これから著書を順番に読んでいこうと思う。2019/01/20
くまきん
1
考古学者、森浩一氏その功績、思い出話がまとめられている。人間的にも度量が大きくすごく人を惹きつける魅力があった方のようだ。今となってはDVDでしかその語りと姿を伺う事しか出来ないが。2016/06/02
おらひらお
1
2014年初版。先日亡くなられた森浩一さんについて、人柄、学問的業績などからアプローチしたものです。天皇陵関係の分野でも著名ですが、須恵器編年でも先鞭的研究をされていることを学史的に明示されています。もちろん僕が関心を持つ塩や飯蛸壺に関しても先駆的な研究がなされています。手元に置いておいて良い一冊ですね。2014/03/01
遊動する旧石器人
0
森浩一さんという方はこのような方だったのかとしみじみ感じさせられる1冊。生前にお会いすることがなかったのが惜しまれる。視野が広く学問に熱心な方で、気さくな方でもあったというのが、回顧録からよくわかる。2014/02/11
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