内容説明
痛みの原因といった基本から、サポーターの選び方、ひざを支える筋肉の鍛え方、足の裏から痛みを和らげる足底板の活用法まで、開業以来、一貫して「手術をしない治療法」に取り組んできた著者が、その成果をわかりやすく解説!
目次
第1章 ひざの痛みの原因と自分でできる応急処置
第2章 自分で治すには、まずサポーターを選ぼう
第3章 運動でひざを支える筋肉を若返らせよう
第4章 必ず成功する減量法を試してみよう
第5章 足底板を使って、足の裏からひざを治す
第6章 ひざを守る日常生活の工夫あれこれ
第7章 こんな症状なら、必ず病院に行こう
第8章 注射とリハビリで痛みの悪循環を断つ
付録 ひざの痛みQ&A
著者等紹介
戸田佳孝[トダヨシタカ]
1960年大阪生まれ、1986年関西医科大学卒業、1991年英国王立整形外科病院留学、1992年関西医科大学整形外科大学院卒業、医学博士号を取得。1997年米国タフツ大学に招聘研究員として留学し、肥満と変形性ひざ関節症の関係について研究した。1998年大阪府吹田市に貴晶会戸田リウマチ科クリニックを開院。2004年足底板の研究で開業医として史上ただ一人日本整形外科学会奨励賞を受賞した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ばう
36
何故だか40代から変形性膝関節症と診断されてしまいました。お医者様にも「ちょっと早いね〜」と言われましたがやっぱりこれは若い頃がんがんスキーしてたからかなぁ?それはともかく、何とかならないものかと色々関連本を読んでおります。でもどの本も「脚の筋肉を鍛えよ」「歩け」「減量せよ」とおっしゃいますね。分かってはいるのですが…「減量」はねぇ。中々難しいです(>_<)2018/02/28
ニケ
3
減量と筋トレが大事。1割の自分で治せない部分が見落とされないように。やはり、自己判断は危ないけど、病院にばかり頼っても改善はされないのね。カラーで分かりやすく、これさえあればな一冊。2014/09/10
だにえる
1
軟骨の成分は飲んでも胃や腸でバラバラにされて、ひざまではほとんど到達しない。ただ、軟骨の成分を食べても効果がないわけではない。軟骨の成分には痛みを起こす物質(プロスタグランジンE2など)を押さえ込む効果がある。 変形性ひざ関節症のひざの痛みの特徴は、体重をかけたり曲げたり伸ばしたりしたときに痛みがあること。安静にしていても痛むときは、他の病気を疑う。2020/01/04
ぼいど
1
遠い昔にスキーでコケたあと膝上の筋(多分大腿四頭筋)と付き合いながらの人生になっている^^;ので読んでみました。まぁでも痛めてから20年のキャリアwがあるせいか大体は理解してて一部はもう実践してることでしたね^^;内容もなんかやたら平易に感じたし。 とはいえ自分の考えに医者の見解の裏付けがついたのはちょっと自信になったかな。そんなわけで個人的にはいい本でした。初心者(?)向けでいいですね。2014/06/29
akamurasaki
0
オールカラーで読みやすいような、ある意味生々しくて痛々しいというか・・・(笑)運動の後の膝の痛みが気になっていて、早くも○潤のお世話になるときが来たか・・・と思っていたところなのでタイムリーでした。手術をしなくても筋力を付けて体重を減らし、日頃から膝を守る生活をしていればよくなる可能性があると知り、ちょっと安心しました。まぁ、トレーニングとダイエットという、困難な対応策であるのは否めませんが。2015/03/29