内容説明
掲載資料234点。古写真で今に甦る200人の風雲児たち。
目次
巻頭特集 明治天皇に仕えた幕末・維新の志士たち
第1部 勤王の志士―維新回天の礎となった男たち(土佐藩;長州藩;薩摩藩;勤王派諸士)
第2部 佐幕の志士―義をつらぬいたサムライたち(幕閣・幕臣;新撰組;佐幕派諸士;蝦夷共和国)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ブルちゃん
40
みんなかっこいい。刀刺して、漢だなあ。ほんとに、戦ってたんだ。中でも井上馨さんの昔の一枚やっっばい。龍馬さんも一枚しか見た事なかったから、他の写真を見れて嬉しい。2024/01/22
mura_ユル活動
38
「歴史読本」編集部。ビジュアル選書としてシリーズもの。幕末から明治初期の志士たちの肖像写真と簡単な解説。解説は十分ではないが写真が多くを物語る。巻頭を飾るのは、明治天皇に仕えた49名の志士の紹介。つづいて「勤王の志士」「佐幕の志士」の紹介。勤王では藩毎、佐幕では幕閣、新撰組、蝦夷共和国…となる。まだまだ知らない名前が多く、幕末の小説を読むときに一助になりそう。2014/04/06
sora
24
坂本龍馬の写真が載ってから。それがこの本を選んだ理由です。縁台でくつろいでいる写真が興味深かったです。僅かに口元が緩んでいるような感じが、ほほえましいかな。 それにしても、どの写真もきりりとしたものばかり。笑ったり泣いたり怒ったりしている写真はありません。もちろん、「よお!」なんて手を挙げているものも。 人前では喜怒哀楽をあらわさないのが、普通だったのでしょうか。謎です。2014/01/16
epitaph3
3
みな勇ましい顔つき。でもきっと、悲しい顔、笑った顔、いろいろあったはずなんだ。歴史に残る者でも。2013/12/17
てり
2
幕末の志士たちの写真集。メジャーな人たちは顔写真も複数掲載され色々イメージが膨らむ。黒田清隆や山岡鉄舟のいい面構え、木戸孝允のスタイルのよさ、伊藤博文の中坊のような風貌など面白い。この時代を勉強する補完として。2020/07/05