内容説明
1933年2月、全権松岡洋右は、国際連盟からの脱退を全世界に表明した。世界の孤児への道を日本はなぜ選んだのか。暴走する軍部にひきずられる日本、それを注視する世界各国。暗い深淵に向かって歩みを速める日本の姿を、連盟調査団長リットンや中国代表・顧維鈞などの豊富な資料を駆使して、外側からの視点で克明に描く!
目次
1 満州事変勃発(廃墟に立つ;葛藤のはじまり;幣原の苦悩;窮余の打開策;錦州の沈黙・上海の砲声)
2 リットン調査団(隠された既成事実-東京;盗聴・検閲・尾行-奉天;憔悴の顧維鈞-新京;馬占山に会え-ハルビン)
3 満州国承認(「満州国は欺瞞であった」;不退転の決意;リットン報告書)
4 国際連盟との訣別(十字架上の日本;熱河作戦;脱退の日)
座談会 世界の孤児への道(細谷千博;三輪公忠;陳舜臣;柏倉康夫)



