出版社内容情報
時間が過ぎるのを待つように日々をやり過ごす都築は、ある日バイト先の店でおかしな姿の客がいることに気付く。
彼女には客の全身が本のシュリンクのようにパックされて見える。
それ以降、都築はそんな姿の人間を時折見かけるようになった。
様々な人間との交流や街で見かける光景で、都築は「あのパッケージされた姿はなにかの予兆だ」と確信していく。
虚無の日々の中、パッケージ人間を見かけることに少し楽しみを覚える都築。徐々に自身もそっち側になりつつあることに気づかないまま……。
ベルリン国際映画祭国際批評家連盟(FIPRESCI)賞受賞ホラーのもう一つの物語。
【目次】
内容説明
ベルリン国際映画祭国際批評家連盟(FIPRESCI)賞受賞、傑作コンビニホラーのもう一つの物語。時間が過ぎるのを待つように日々をやり過ごす都築は、ある日バイト先の店でおかしな姿の客がいることに気付く。彼女には客の全身が本のシュリンクのようにパックされて見える。それ以降、都築はそんな姿の人間を時折見かけるようになった。様々な人間との交流や街で見かける光景で、都築は「あのパッケージされた姿はなにかの予兆だ」と確信していく。虚無の日々の中、パッケージ人間を見かけることに少し楽しみを覚える都築。徐々に自身も”そっち側”になりつつあることに気づかないまま…。不条理×コンビニホラー
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
Tαkαo Sαito
18
映画まだ観てません!さらに観たくなりました!小説はと言うと、面白いというよりなぜか共感できてしまうことが多く、読んでいて自分の考えの一部が言語化され文字化されているような気がして、不気味で読ませるような文章でした。世界観はサイコ寄りなのに、複雑な現代人の頭の中を文字化するとあるあるな感じに読めてしまう不思議。村田沙耶香さんの香りを感じました2026/08/31
キナコ
18
表紙に惹かれて購入したが、映画のサイドストーリーなのね。そのせいか、映画は未読なのに本作のネタバレを垣間見てしまった… 本編チルドのヒロインの先輩という立場でストーリーが進んでいくが、夢も希望もなくだからといって不幸でも幸せでもない現代の若者を上手く描写していると思う。日常に潜む怖さ。現実と夢の境目と不条理な感じが刺さる作品。これは映画もみたいなぁ。2026/08/24




