角川文庫 角川スニーカー文庫 末代まで！〈ＬＡＰ２〉丑三つトライアングル

猫砂 一平【著】

角川書店（2010/04発売）

• サイズ 文庫判／ページ数 309p／高さ 15cm
• 商品コード 9784044748128
• NDC分類 913.6
• Cコード C0193

内容説明

“老婆走”に欠かせないもの３つ。騎手、幽霊、そしてターボババア。三号のパートナーはお岩、でも婆がいない―よろしい、ならば“婆狩り”だ！街外れの山中に出没する、漆黒の婆の噂を耳にした三号は、お岩、花子と山に向かう！―野生婆に実力を認めさせなければ我がものにはできない！！果たして三号、愛婆獲得なるか！？その上お岩と三号の間には暗雲発生の予感！ますます充実の、超高速オカルト・ラブコメＬＡＰ２、スタート。

著者等紹介

猫砂一平［ネコスナイッペイ］
北海道出身。第１２回学園小説大賞“大賞”受賞。小学館サンデーまんがカレッジ２００８年６月期“佳作”。埼玉県私立自由の森学園卒。東洋大学インド哲学科中退（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[Hail2U]

ラブコメ話を狙ったんだろうけどちょっと失敗。多くの人が言っているように、そこが打ち切りに繋がったのかもしれない。主人公の最高の相棒となるジェットババア、「モミジ」を捕まえるくだりとレースにだけ焦点を絞ってやれば、おそらくこの作品はそこそこのひっとは飛ばせたと思う。こんなに個性溢れる作品を嫌いになんて俺はなれない。7/10点

2014/06/03

[葛野桂馬＠時津風＠ハスター]

う～ん、いろいろと惜しいなぁ。まあ、この惜しさが打ち切りに繋がったんだろうけれど。婆を捕まえて調教し、レース。この流れを書いているだけなのに、あっちにもこっちにも面倒くさいことを引き起こし、結局主人公も読者もおいてけぼり。心理描写はしっかりしてるし、古き良きラノベという感じがするが、こういう話は最近じゃやっぱり流行らないよね。主人公に取り柄がなく、心理的成長はあっても能力的成長が乏しい。後４年早く出版されていれば、もう少し評価も違ったんじゃないかとも思う。

2014/04/16

[(●▲●)とらうまん(*^◯^*)]

未完のシリーズなら３巻はいいや。

[ハロサイ]

主人公の淡々としたボケはいいんだけど、お岩と花子の性格付けが分からんし、ヨーコも含めて幽霊どもが何考えてんのかさっぱり分かりません。主人公がなんとなく才能を発揮してるところも何で？という感じだし、全体的にストーリーの流れが悪いなあ。[☆☆☆－－]

2010/04/12

[タカユキ]

ラストまで読んでもヒロインsが怒った原因が理解できない。もうレースだけ書いてよ。

2010/04/01