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内容説明
本当の“幽霊部員”が見えてしまったために俺は、末代まで祟られるハメになった―。幽霊たちの祟りの罠にはまり“心霊研”に入部することになった俺は、超スピードで疾走する“老婆走”の騎手に。パートナーは幽霊のお岩。気持ちが合わなくてはレースには勝てない!?決死の特訓、意外なライバル、幽霊と妖怪たちの怪しいレースを切り抜けろ!恋とババアのデッドヒート、スタート!第12回学園小説大賞“大賞”受賞。
著者等紹介
猫砂一平[ネコスナイッペイ]
北海道生まれの東京育ち。第12回学園小説大賞“大賞”受賞。小学館サンデーまんがカレッジ2008年6月期“佳作”(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
(●▲●)とらうまん(*^◯^*)
6
15の夜に育てたババアで走り出す! 霊が見える主人公が、お岩さんや花子さんといった幽霊たちと一緒にターボババアを操る老婆走なるものに参戦するコメディ。 悪くはないんだけど、しっかりしたカタチでの完結を迎えてないってところで、既刊ぜんぶは読んでないです。
八岐
4
幽霊とは言っても、人間との間に子供が出来てちゃんと成長しているあたり、どちらかというと妖怪である。末代まで祟られるの意味が途中で理解できてニヤニヤ。ただ、祟るにゃちょいとお岩さんの威力も努力も足りない感じ。2009/11/03
p-こ
3
なぁにこれ普通に面白いです。お岩さんに祟ってほしいです。2011/05/12
ばんしょーじ
3
まず始めに設定が奇抜という他ない。少年雑誌を読んでいるような気分になった。続き物だからか、ストーリーは特に起伏もなく淡々と進む感じで、唐突に織り交ざる過去の話が物語に色をつけているという印象。一巻を読んだだけでは、正直微妙な線なのだけど、続き物なので今後の展開によって評価は変わるかも。2010/12/10
ハシヒロ
3
角川学園小説大賞受賞作ということで身構えて読んだんですが、王道的ライトノベルでした。設定もしっかりしており、話も綺麗にまとまり、漫画家を兼業しているだけあって自分で描いたイラストもキャラのイメージを掴んでいます。逆に言うと、ラノベにありがちなぶっ飛んだ設定がないのが弱点かも。2010/07/20