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内容説明
4年の雌伏を経て復活したソレスタルビーイング。刹那をはじめ、散り散りになっていたメンバーが集結を果たし、偽りの平和を享受する世界を変革せんと活動を再開する。そんななか、ティエリアは自分と同じ容姿を持つ人物、リジェネ・レジェッタと遭遇する。自らを人類を導く者・イノベイターと名乗るリジェネ。彼が語る深遠な計画に、ティエリアは戦慄と脅威を覚え、そこに真の敵の姿を見出すが―大人気アニメの完全小説化第2弾。
著者等紹介
木村暢[キムラノボル]
アニメ脚本、マンガ原作、小説などを手がける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
KANEO
2
今巻の個人的な見所はトレミーの大気圏脱出。スメラギとマネキン。二人の戦術予報士の知略戦が手に汗握る。本編ではあまり描写されなかったけど、刹那はマリナと中東がだいぶ気になっていたようで。 偶然、出会ったルイスに対して沙慈をフォローする発言をする刹那も印象深い。マリーになると一気に女っぽくなるピーリス。念願だった彼女と一緒になれてアレルヤは感無量だろう。 次巻からいよいよダブルオーライザーがその力を見せつけるのか。2013/05/12
Humbaba
1
ただの被験体だった自分に名前を与えてくれた存在.しかし,彼女は名前も人格も違う別人に変わってしまっていた.それがしつけられた他の人格であるということがわかるからこそ,救い出すためにすべてを賭ける.2010/05/02
ゆりこ
0
セルゲイ大佐の親心に小説でも泣かされました…!リジェネと遭遇しイオリア計画の全貌を知らされたティエリア。戦慄と迷いに動けない背中を押すのはティエリアの中のロックオンで、彼の存在はCBメンバーの拠り所なのだなぁと改めて感じました。自分の足元が崩れてなくなっても、決して武器を持たず、対話を願うマリナ姫がこの世界にいてくれることに安堵します。2013/05/17
TEANの残骸
0
【再読】セルゲイ大佐がかっこよすぎてもう...。ファーストシーズンから、変わった者、変わってしまった者、変わらない者。みんないろいろだ、と改めて思う。 それぞれの『戦う理由』とともに、物語は新たな段階へ...2012/10/02
Humbaba
0
行動には責任がつきまとう.それは,例え無知であり,予想できない結果に対してでも変わることはない.誰に責められるよりも,まず自分が自分自身を責める.自分は悪く無いと思いたい気持ちと,自分のせいで生まれてしまった結果.その二歳の気持ちに折り合いをつけるのは非常に難しいことである.2011/03/21