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出版社内容情報
十文字 青[ジュウモンジ アオ]
著・文・その他
BUNBUN[ブンブン]
イラスト
内容説明
ヨハンを失った秩序の番人は弱体化の一途をたどり、街にはSIXの唱える悪徳再生の声が響く。渦中で、マリアとトマトクンは決断する。曰く「今のお前に秩序の番人の総長を名乗る資格はない」―!?トマトクンついに動く!悩めるルーシーは街をさまよい、ベアトリーチェは秘めた想いをマリアに明かす。そして、街が喊声と殺気に沈む決戦の時、アジアンはマリアのために疾っていた―。ルーシー編、激動のクライマックス。
著者等紹介
十文字青[ジュウモンジアオ]
北海道生まれ。2003年『純潔ブルースプリング』で、第7回角川学園小説大賞特別賞を受賞。『薔薇のマリア(1)夢追い女王は永遠に眠れ』でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
まりも
17
ルーシー編最終章。SIXを相手にする前に総長決定トーナメントが開催されたりと相変わらずどこかズレているやつらばっかだな笑 結末は納得しきれないものがあったけど秩序の番人とSIXにかかわる因縁はここで終わりってことか。リーチェの強さが一番印象に残りました。マリアにかかわる気になる発言をSIXがしていたりとそろそろ物語を大きく変える事件が起きそうですね。アジアンはこの調子で残念イケメンしてほしい。2014/05/06
皐月
6
ルーシー編という割にはあまりにも当人が影薄いものの、ひとまず終了。SIXも過去に色々あったようだけれど、今までが今までだからなぁ……。そんなSIXと対峙するベアトリーチェが、とても素敵だった! あと、最後にちょっとだけアジアンにデレたマリアにニヤリ。そろそろ世界の謎も解き明かされそうなので、続きが楽しみ。2010/12/31
YO-HEY@紅蓮ロデオ
5
six編を大詰めにしつつ、番人とトーナメントしつつ、通りすがり仮面の男が要所で出てきた。そんな感じ。sixがとても、化け物じみたセクシー忍法。でも、この間はリーチェの巻だった。これ、家で読んだら号泣してたかもしれん。そして、sixも最後は当たり前の暖かさに負けて泣く。今までの中でも屈指の良さだった。2015/07/03
紅羽
5
SIX編終了。読んでみると、嫌いになれない不思議な魅力を持った人でした。愛すべき悪役ですかね。最後に離れがたさにマリアローズがアジアンをご飯に誘ったのが可愛かったな(笑)彼の極限愛が報われますように。2013/11/13
しび
5
最初から最後まで叫びたくて仕方がなかった。ヨハン格好良すぎるわ。突然消えちゃうルーシー。新入りの頃を思い出してみると、ルーシーとマリアはやっぱり違うなぁ。手を伸ばしてもらう事を求めるルーシーと、手を掴む事を拒んでいたマリア。マリアは段々好きになってきたけど、ルーシーはどうだろう。今のところすごく苦手だ。あと、馬鹿一号はほんとうにお馬鹿さんですね。なぜそれでごまかせると思った。SIXの終わりには何というか寂しさとか虚しさが残った。今までの事が全部消し飛んでしまった気がする。とにかくベアトリーチェーーー!!2011/03/02