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内容説明
ここはジパング、坂東は常陸の国の中ほどにそびえる筑波の山中。ガマガエルを従えた少年、自来也は、火をあやつる術を何度も試みていた。「仙人がいったようにはいかねェや」自来也の心はいつしか、夢で会う美しい姫のもとへと飛んでいく。月の女神のような少女は、悲しげなまなざしで遠くを見ている。のちに、この姫とジパング全体を巻き込んだ大隠謀が、自来也の前に立ちはだかるのだが、それを自来也は知るべくもなかった…。ガマ族の少年、自来也の、魔訶不思議な冒険をえがくRPGファンタジー。PCエンジンCDロム「天外魔境」の原作、ついに登場。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ポリゴン@Radio
2
原作ファンでありゲームは何度もクリアしている。 小説は初めて読んだが面白かった。 内容的には原作ゲームとはかなり違うがそれが面白い。 ゲームのBGM、効果音、声、グラフィック、おどろおどろしい雰囲気を想像して読むと新たなストーリーでゲームをプレイしているかのようなその面白さに引き込まれる。 ゲームをプレイした上で読む事で小説の面白さがさらに引き立つと感じた。 次巻も楽しみ。 2017/10/08
飄”絶対零度”凜然
1
私の小説における原体験の一つ。このシリーズ三冊を、約20年ぶりに読み返しました。印象に残っているところは未だに残っているけれども。やはり、記憶違いはかなりあるものですね。というか、ほとんど忘れてた。おかげで、初めて読んだ作品のように楽しめました。2016/07/24
みい⇔みさまる@この世の悪であれ
1
☆×3.0…良くも悪くもラノベですね…私は残念なことにゲーム名しかこの作品を知りません。でも原作者は外国の人ですが結構和な表現が出てきて楽しめました。鍵となるある人物がどうかかわっていくかが見物。2010/04/16