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内容説明
この日本に切支丹の最大秘宝が眠る!?そのありかを示すという三つのギヤマン十字架を金目教教祖、裁谷幻妖斎が狙う。イエス・キリストの生まれ変わりと自称する幻妖斎の正体は?淫祠邪教とうわさされる、金目教とは?そして、隠された切支丹の最大秘宝とはいったいなにか?探索のため奥州にむかう赤影たちの前に、ふたたび奇怪な金目十二使徒の魔の手がのびる。新世紀ノベル版「赤影」完結篇。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
海猫
4
忍法バトルがいつの間にやら魔球対決になってしまう冒頭からいきなり笑わされた。天の巻で気になった人物の浅さも地の巻からぐっと濃くなるし怪獣的な敵は出てきたし空中戦ありで、やることべきことはやってくれたなあという感じ。あとがきで続編の構想みたいなことが書いてあってぜひ読んでみたいが10年以上前の本なので無理だわなー。なんにせよこういうギミックだらけの破天荒な時代伝奇はもっと読んでみたいものだ。2013/05/16
紫
1
『赤影』ライトノベル版の下巻。上下巻込みの評価は、前半快調、中盤失速、後半で盛り返して怒涛のクライマックスへ、といったところ。金目教十二使徒は「天の巻」の先遣隊が最強精鋭メンバーだったらしく、順次投入される後続勢は次々とあっけなく退場していきます。特に上下巻をまたぐ二陣目の連中ときたら・・・きっと作者も疲労の極みだったのでしょう。しかし、終盤の展開のやりたい放題ぶりは凄まじく、時代考証無視、荒唐無稽のハイパー忍法バトルは誰もが期待する『赤影』。2巻きりで終わったのがつくづく残念であります。星5つ。2015/02/23
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