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出版社内容情報
マーモ公国の公王スパークが幼き日、彼の命を救った女性がいた。後に炎の部族の長となり、苛烈に生きた彼女の名はナルディアといった――。『新ロードス島戦記』の前夜の物語、新装版で登場！
内容説明
暗黒の島マーモの公王に任命された若き騎士スパーク。彼がそこへ至る道には多くの出会い、そして別れがあった―。スパークが生まれ育った炎の部族、その女族長ナルディアの苛烈な生き様。マーモ公国に多大な貢献を果たす魔獣使いエレーナの哀しい過去。公国の前途に立ちふさがる新生マーモ帝国の宮廷魔術師。その背後に現れた恐るべき“生命なき者の王”の姿…。呪われた島ロードスに秘められた数々のドラマが今、始まる。
著者等紹介
水野良［ミズノリョウ］
作家。１９６３年、大阪府生まれ。立命館大学法学部卒。大学在学中より、ファンタジー世界、そしてあらゆるゲームに没頭し、各誌においてゲーム紹介などの執筆を始める。１９８８年『ロードス島戦記 灰色の魔女』でデビュー
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
まりも
31
恐らく再読。スパーク主人公のロードス島新章の1冊目。次ぐ者たちを主役にした短編集。新ロードスの方はスパークが主人公くらいの記憶しか無かったので、かなり新鮮な気持ちで楽しませてもらいました。ファンタジー作品の原点ともいえる作品の続編なだけあって、王道的で面白いですね。派手さは無いけど、地に足付いたしっかりとした読み応えがある感じでしょうか。王道ファンタジーの良さを再認識できる1冊だと思います。次巻も読む。2016/05/03
しーふぉ
19
中学生の頃読んでいたロードス島戦記の続編？発見したので読んでみた。パーン、スレイン懐かしい人もちらほら登場！懐かしい〜2017/10/23
じお
7
★★★☆☆ 暗黒の島マーモの公王となったスパーク、そこに至るまでの道や、魔獣使いの女性など、新たなるロードスの序章となる物語。面白かったです、美樹本晴彦氏のイラストが美麗、ニースをはじめとした女性陣の美しいこと、こっそり島にいるバグナードは想像するとちょっとダサい気も2024/01/22
こねほ
3
角川のKindleセールで、小中学生時代にはまったロードス島戦記に続編が出ていることを知って思わず手を出した。これは新ロードス島戦記につながる短編を集めた本のようで、本編の後に読んだほうがすっと中身に入れたかもしれない。こういうがっつりファンタジーの冒険譚がとにかく懐かしくて、わくわくしていた小さい頃を思い出した。2014/01/25
モモモ
1
新ロードス島戦記の序章。だけども発売されたのは、新ロードス島戦記一巻の後。 全ロードス島シリーズの中でも、ナルディアは好きなキャラクター。序章で再び登場してくれて嬉しい。2019/04/09
