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内容説明
7月の暑い夜、近所のコンビニまで涼みに出かけたぼくは、坊主頭で裸足の奇妙な男に声をかけられた。「時間がないのです…ひとつだけ。水道の水を飲ないでください。薬が入っているんです…」話しているうちに、彼のからだは次第に透き通っていき、ついにはきらきら光る分子状のものへと崩壊し、消えた。この光景を目撃したのは4人。コンビニのバイト青年、高校生のカップル、そしてぼく。気になって水を飲むのをやめたそれぞれの前に、この東京に重なって存在するもうひとつの街が現れる…。「イース失われた王国」の作者が贈るサイバーSFファンタジー登場。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
読み人知らず
5
不思議な物語。飲み水に薬が混ぜられてるという。もうひとつの世界へ。こうやって見知らぬ人たちが仲間となって行動する展開がすごく好き。2010/03/07
ホークムーンmk2
4
この本、実は再読なのだが、アンニュイで独特な雰囲気のストーリーが当時から気に入っていた。2017/12/28
フタ
2
日常にまざる非日常のイメージがすき。2010/11/11
ender-san
1
イースよりずっと好きだったなあ。
考えるだけ無駄
0
20年以上積読にしていました。久しぶりに呼んだスニーカー文庫は、とても懐かしくも新鮮に感じました。2015/07/19