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内容説明
エステリアに漂着したアドルは、美しい少女フィーナに助けられ、一命をとりとめる。悲しげなまなざしを向けるフィーナ。彼女の租父ボッシュは、アドルに救いをもとめる。この地にかつて栄えた王国イースの民は、身をもって地中深くに魔を封じ込めた。が、現在エステリアを支配する邪悪な者たちが封印を破り、魔の復活を計ろうとしている。これを阻止できるのは異国からやってくる一人の勇者だけだ…。アドルは二人の頼みをうけ出発する。消えた王国イースの謎、次々に繰り出される魔の手。若き勇者アドルの死闘をえがくファンタジー。超ベストセラーパソコンRPGのオリジナル小説化。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
かな
2
ゲームをイメージして読むと、ゲームの世界観が失われます。かなり古い本なので、古本でしか手に入らないかもですけど。
ねんそ
1
積んであったのを今更読んだ。ファンは読まない方がいい、黒歴史です!なんて某レビューに書いてあったから酷い出来なのかと思いきや決してそんな事はなく。まあゲームのイースをプレイしたのはかなりの前になるし詳細は殆ど覚えてない状態で酷評されている設定の変更とかを気にしないで読んだからってのはあるけど、ちゃんと話としてまとまってるし自分はアリだと思いましたよ。あ、でも挿絵は詐欺だと思うわ。2011/06/09
sundance1973
0
古本屋で10円で売っていたので、懐かしくて買ってみた。中学生の時にファミコン版のイース経由で読んで以来だから、もう20年以上前になるのか……(遠い目)。全体的に淡々としていて今ひとつ盛り上がりに欠けるものの、どこか寂寥感の漂う独特の世界観は好みだし、ファンタジーものとしてもきれいにまとまっている。フィーナともサラとも結ばれず、老婆のハニートラップにあっさり引っかかるアドルは、さすがに選ばれし者だな。2015/03/01