内容説明
強引にでもいい。触れて抱きしめて、自分のものにしたい―戦国の世の狭間。行方不明になった能の名門一座の次期太夫、蒼馬を追って、京を発った男装の天才舞姫、白火。潜り込んだ荷馬車の中で眠ってしまった白火は都を騒がす悪党「土蜘蛛」の頭、朱鬼に拾われる。しかし、鬼のすみか、大江山で再会した蒼馬は「ここがどこだかわかってるのか!!」と白火に冷たくて!?第8回ビーンズ小説大賞、読者賞受賞の能楽恋絵巻、第3幕。
著者等紹介
河合ゆうみ[カワイユウミ]
『花は桜よりも華のごとく』で第8回ビーンズ小説大賞、読者賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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