角川ビーンズ文庫<br> 花は桜よりも華のごとく〈第2幕〉月下氷刃

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角川ビーンズ文庫
花は桜よりも華のごとく〈第2幕〉月下氷刃

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  • サイズ 文庫判/ページ数 253p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784044550301
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

「今日からそなたは私のものだ」戦国の火種くすぶる京の都。天才的な能の才を持つ男装の舞姫・白火は名門一座の次期太夫・蒼馬に連れられ嵐山に行くことに。しかし、泉で水浴びをしていた白火は、その姿を美貌の皇子・帯刀に見られてしまう。しかも、彼女を見初めた帯刀は無理矢理白火をさらい、抵抗する白火を「それも一興」と強引に自分のものにしようとして―!?第8回ビーンズ小説大賞、読者賞受賞の能楽恋絵巻、第2幕。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

エンブレムT

28
「乙女ゲームの原作かっ!?」ってな思いがますます強くなった第2巻。能とファンタジー要素が薄まり、ヒロインである男装の舞姫・白火を奪い合う展開がメインになってます。泉で水浴びをしている姿を美貌の皇子に見初められてしまう白火。本命・蒼馬が(全年齢対象)華やかな王道恋絵巻ルートなのに対し、皇子・帯刀は(R15指定)ツンデレルートとでも言いましょうか・・・。クリア後には、皇子に影のように仕える忍・カイのルートがプレイ出来る様になるはずだ!・・・などと思ってしまったのは私だけではないはずだ!(笑)2011/05/20

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18
**ネタバレ**まず感じた事は、サブタイトルの"月下氷刃"。これは造語ですが、元ネタは男女の仲をとりもつ人という意味の"月下氷人"でしょう。それは、帯刀の本巻における役割も表していると思いました。この時点で、帯刀=当て馬、の構図が出来上がりました。しかし読み進めてみると・・・蒼馬がライバルに対して影が薄い。オイオイ何やってんの状態でした(笑)もっとも、帯刀に勝ち目は最初からありませんでしたが、それでも存在感のある人物でした。男装能楽師が巻き起こす騒動にご関心の方にお勧め。このシリーズは良作だと思います。2012/03/31

セシル

14
前作より能の世界観が薄目でも面白かったです。帯刀という当て馬が登場したことで三角関係・恋愛物に特化した分、主軸がはっきりして、不必要に感じたファンタジー要素が減ったからだと思う。帯刀が強引ツンデレ皇子で好みだったな~。武道に秀でて、冷たい高貴なお方の時折見せるデレや、白火への独占欲がキュンでしたね。なのに…やっぱりお約束通り、元サヤなのね。(←残念)今回は蒼馬がヘタレで存在感も薄い。作者さんも帯刀の方が好きなんでは?と感じました。続くのなら帯刀の登場を期待したいな。サカノ景子さんの挿し絵は綺麗で満足です♪2010/12/28

いっこ@SR推進委員会

11
私の中で帯刀といえばらんまの九能先輩だけだったので思わず「帯刀ww」だったのですが、帯刀さまが想像以上に皇子さまだったので鳥肌が立ちました。「守るということは、壊すより難しいものなのだな…」白火によって安らぎや労わることを知り。伝える術も持たない帯刀さま。白火は蒼馬しか選べないのに。カイもなんだかんだで帯刀さまを大事にしてるようだけどそれだけじゃきっと足りない。2012/01/12

月とお茶会

9
横恋慕からの連れ去り話は大抵話の途中で奪還されちゃいますが、これは最後の最後まで帯刀さんが頑張ってくれたので(むしろ蒼馬の影が薄かったくらい・笑)、今回は帯刀さんの魅力抜群という感じでした。あとは目次の分かりやすさ(~の章とか)、人物紹介の大胆な見開きイラストとか、デザインの構図がすごく良いです。次回も楽しみ。2010/12/02

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