内容説明
「俺は今、一生ものの恋をしてるんだ―」化妖達が集う百獣国・江戸。徳川三代将軍・家密と、歌舞伎役者・二海は幼なじみのみこをめぐり、相変わらず恋の火花を散らす日々。そんな中、家密の命を狙う諒影の手下が吉原に潜むことを嗅ぎつけたみこは、花魁姿で潜入捜査を強行。巨大な陰謀を前に、家密と二海への自分の気持ちを自覚し始め―?これは友情?それとも恋?糖度急上昇中の第3弾。
著者等紹介
伊藤たつき[イトウタツキ]
熊本県出身。第4回角川ビーンズ小説大賞にて“奨励賞”受賞。2007年「アラバーナの海賊たち」シリーズでデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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sio
6
みこスポ根ものになってる気がする せっかく花魁コスまでしたのにお色気方面の成長はないっぽい?二海は少しずつ父としての信頼を積み上げていってる気がする 大丈夫かなぁ?2015/02/05
しゃちおおかみ
3
あんまり露骨に〇教育、〇教育って連呼しないで欲しいな・・・なんか下世話。ここまでやって身体が応えないんだから狼の二人は今のみこには恋愛対象外ですね。過保護な兄さん達、彼女ちゃんと人型煙助にときめいてるじゃないか、しばらく様子見したら?(笑)。今が帰る時を拒否したように思えたあのラスト、これで帰らなくて済むじゃん!なんて話じゃないのね。あの美味しい匂いがしないと魅力半減?。そしてやって来たのはラ〇オンですかね?黒船襲来・・・じゃなくて、この後鎖国か?。2011/11/01
星宮
2
藤菜が良いキャラで、基本敵キャラは苦手なんですが藤菜は好きです。今作は糖度もけっこう控え目で、シリアス多めでした。煙助の人の姿が気になっていたので、挿絵にあって思わず「おっ!」と口走っていたり。新キャラ気になります。2013/06/02
あい
2
どちらともくっつけずに終わりそう…。だって選べないよね、これじゃ。2013/03/23
はなりん
2
三角関係は進展なし。最後はどちらかとくっつくのかしら?糖度はそれなりに高いんだけど、ラストのラブラブの行方が見えないなぁ・・・。個人的には現時点では二海派なので、二海にがんばって欲しいのだけど。でも、どちらとくっついても今のままじゃ何か微妙。ずっとこのままで最後にどちらかっていうのはやめて欲しいかなぁ。思ってる方じゃなかった時の残念さが半端ないので・・・。2011/11/23