内容説明
花嫁修業に明け暮れるミレーユの元へついに、太后から最後の試験が出された！！それは巷で大流行の、禁断の恋の手記の作者を捜すこと。同じ頃、ミレーユが所属する第五師団に加入したリヒャルトの従兄・フィデリオは、彼女が扮するミシェルにご執心！！ミレーユは男装中にフィデリオに唇を奪われ、大パニックで頭突きをくらわすが！？リヒャルトに恋のライバル出現！！花嫁修業と二人の恋の行く末は！？大混乱の第三弾。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
エンブレムＴ
73
身代わり伯爵シリーズ、１４冊目。花嫁修業編、完結！修行でミレーユが花嫁としてレベルアップ出来たかどうかは甚だ疑問ですが、彼女のシアラン国内での足場は順調に固まっているようで安心できます。変な新キャラは全て味方と化していくという・・・すごい個性派集団が出来そうですｗｗｗでも、今のところロジオンの『変さ』が群を抜いてますかねー。日々、手作りの武器開発にいそしむ勤勉さといい、靴下まで手編みしてしまうという無駄な万能っぷり！クールに真面目なルックスで仕出かす、主のためを思った数々の奇行！！彼の今後が心配です（笑）2011/10/23
のほほん＠灯れ松明の火
51
ミレーユ同様、フィデリオのことを疑いまくって読んでいたので、なにか良からぬことが起きるのではと、結構 ハラハラ・ドキドキしていました。 でも、終わってみれば、リヒャルトもミレーユ・パパから解禁日を許されて、甘さも大爆発！って感じでした。 良かった、良かった！2011/02/08
ダージリン
34
フィデリオは今後もふたりにちょっかいをかけてくるのでしょうか？気になりますね。キリルはまだフレッドに構い倒されてた・・・不憫（笑）。ごたごたありましたが、転んでもただでは起きないミレーユは頼もしい大公妃になれそう！2011/02/01
みぃー
29
いやいや相変わらず甘い(笑) フィデリオに唇を奪われ泣くミレーユに対してのリヒャルトのセリフにドキドキ。『俺が一瞬で忘れさせてあげるから』 そして消毒しまくった後の 『とけるようにやってるんですよ』 ごちそうさまでした(笑) 2014/07/17
まりもん
28
花嫁試験の３回目ということでゴシップ雑誌に載っている恋の記事を書いている人物捜しを始めるミレーユ。 一方でリヒャルトの従兄のフィデリオがミレーユが男装している方のミシェルにやたらと絡んでくる。シャルロットのことも知っているようだし、とっても疑い深い人物だ。リヒャルトは信用しているようだからミレーユも信じることにするのだが、読者としての自分はまだちょっと疑いが晴れずにいる。ゲイルが脱走してフレッドに復習宣言。あのあとユーシスが捕らえたと信じたい。ルドヴィックに恋するレルシンスカの行動に笑えた。2011/10/20
