内容説明
リヒャルトと婚約したミレーユは、男装で第五師団員として働きながら、ラウールの下でスパルタ妃教育を受けるという二重生活を送ることに!!そんなミレーユに太后殿下は妃修業の第一試験として、ミレーユと大公の消えた結婚契約書の行方を捜すように命じる!!一方リヒャルトは娘命の舅・エドゥアルトに結婚の許しをもらいに行くが―!?「命を狙われるのも花嫁修業のひとつですわよ」ラブ増量!!波乱の新章スタート。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
エンブレムT
61
身代わり伯爵シリーズ、12冊目。ラブ増量という噂がある新章スタートです!・・・・な、なるほど。リヒャルトがオアズケをくらう様が、更に面白可笑しくグレードアップしていくのかwwwなんという正しく残酷な少女小説(笑)タイトルの『花嫁修業』通り、ミレーユに対しスパルタ妃教育が開始されます。ミステリー要素も入ってきます。でも相変わらず第五師団員としての男装生活も送ってますし、フレッドや父やヴィルフリートも揃ってて安心して読めます。そういえば『ミレーユ姫』のキテレツ設定は消えちゃったの?結構好きだったのになぁ(笑)2011/10/14
みぃー
37
ギャッ!のっけからこの甘さ・・・どうなっちゃうのー??とドキドキしちゃった。禁欲生活を強いられているリヒャルトがまた何とも哀れで笑える。ラブ増量で大満足でした。2人にあてられて常に塩を舐めているジャックが可笑しい~。2014/07/17
まりもん
37
初期の頃の勘違いですれ違うというような関係も復活して楽しく読めた。 やっぱりこのシリーズはこうであってほしいと思った。今までリヒャルトの政権奪回てきなシアラン編後半は何だかミレーユとリヒャルトのツーショットがなかったからかこの楽しさが少なくて仕方がなかった。 だが、今回からまた2人の楽しい会話が復活して良かったよ。 問題はキリルが今後はどのように動いてくるのかが心配。何だか誤解があるようだしね。最後に登場のシーラも色々と悪役の匂いがプンプンして気になる。2011/10/20
さなだ
32
新章スタート!リヒャルトの甘っ…いちゃこきぶりが恥ずかしくもニヤニヤしちゃう(笑)パパがおかしいですw2010/06/01
のほほん@灯れ松明の火
23
リヒャルトの必死の忍耐を 斜めに真っ直ぐなミレーユの爆走が突破しそうでしないところが面白かったです。 リヒャルトの前だけ乙女に見えるミレーユがかわいい。 そのギャップに「塩」も必要になるんでしょうね。2010/06/01