角川ビーンズ文庫 タロットは初恋を告げる―フォーチュン・オブ・ウィッカ〈２〉

月本 ナシオ【著】

角川書店（2010/11発売）

• サイズ 文庫判／ページ数 249p／高さ 15cm
• 商品コード 9784044511159
• NDC分類 913.6
• Cコード C0193

内容説明

超幸運体質のアイリは、軍の新設チームに入れられ、凄腕兵士なのに超不幸体質なハイヅカの人間お守りとして、相棒を組むことに！現場では役立たずな新米のアイリは、なんとか事件解決に協力しようと、特殊なタロットカードを使って占ってみる。だが、ハイヅカの「過去」に『恋人』を暗示するカードを引き当てて、複雑な気持ちになったところを、敵の手に落ちてしまい…！？世界の命運をにぎる吉凶混合コンビ、爆進中。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[秋製]

前回はコンビとして噛みあわなすぎな感じがあったけど、今回はしっくりとしたかな。不幸体質のエンのその理由と、幸運体質のアイリは逆に謎が増えた気がした巻。

2013/07/27

[ひめありす＠灯れ松明の火]

一巻でおまじないと一つ屋根の下の同居、ときたら二巻目は男の過去の話と舞踏会、ドレスのお話～♪うん、定番でお約束だから安心して読めました。色々な意味で残念すぎる初恋が見もの。もしかしたら初恋の人が月を呼ぶで≪コゲツ≫だから飼ってる猫が晩を呼ぶで≪コバン≫なのかなとか、まだ未練があるのかしらとか思ったり、でも二番目の恋があるから初恋なのならば、その二番目の恋にはいったいどっちが先に気がつくのかな、とか色々これから楽しみです。少し普段使いの言葉まで平仮名表記が多いのが気になりましたが、少女小説だからでしょうか。

2011/10/19

[梅みかん]

ハイヅカさんはイケメンで、聖戦器っていう一握りの人しか使いこなせない特殊武器の使い手で、料理もできるというハイスペを意識させないレベルで凶運。初恋の真相が酷い。 次の恋は幸運の女神が相棒だから、きっと大丈夫。

2023/05/24

[ダージリン]

今回、舞台が貴族の屋敷で華やかでした～。そして、パートナーシップが盛り上がってます！面白かった。

2010/11/04

[呉藍]

盛り沢山な設定のわりにはどうも薄味な印象。風呂敷が広げ終わるまでは我慢？　それでも一巻にも増して不憫なハイヅカ、あんな初恋は泣かずにおれません！　というか、もっと早くに気付きましょうよ……。でも呼月の方も同じくらい大凶な日々を送っているのかしら。どうもすべてがハイヅカに回っているように思えます（苦笑　個人的にはダリウスのキャラが一番と思っているので、彼にもっと絡んでほしいなあ～。

2012/07/16