内容説明
(あの日交わした約束と口づけが、いまの私を支えているの)。エンハスへの想いを胸に秘め、新しくタリマレイの女王として即位したイルアラ。だが『疫闇』の影響は、急速に人間界にも及んでいた。相次ぐ天変地異から愛する国の民を守るため、イルアラは『虚の者』たる自らの命をかけた、一つの決意を固める―!はたしてイルアラとエンハスは、世界の存亡をこえ結ばれることができるのか!?シリーズついに衝撃の完結巻。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
みとん
2
6巻。本編最終巻です。疫闇の影響は止められず、風の大神も界離を決めた。タリマレイと周辺国々の影響ははかり知れず、イルアラはひとり決断を下す。しかし、即位からこれまでのドタバタの合間にもイルアラがすすめてきたものがもうひとつ。こっちは予想してなくて、ビックリ。しかし、みごとにハッピーエンドにまとめたなぁ、という感じ。ただ、ロービィとイルアラの出会いとか、シーハン王の忘れられない人って、たぶん短編にあるんじゃないかなー?それ読んでない人には寝耳に水っていうか、もうちょっとどうにかしといてほしかったかな。2015/02/07
刈葉
0
とても好き。出てくるキャラが皆魅力的。世界にまでと大分話のスケールが大きくなったけれど、上手くまとまっていて安心して読めた。次世代編とかも出たら面白いかも。
シュウ
0
完結。イルアラは女王の素質があった。ナドゥルが無くても、イルアラは女王としての務めは果たしている。2014/09/17
cgatocairb
0
B
kinatsu@ただいま休憩中(。_ _)。zzz..
0
できる限りのハッピーエンドって感じ。皆が幸せを見つけられて良かった。でもなんだろう、確かにすっきりしない…。最後の短編集ですっきりできるかなぁ。2010/12/08